バックムーン(7月の満月)とは?名前の意味と由来や部分月食(2019)の見える場所は?

こんにちは!タンゴです。

7月の満月の別名はバックムーン。

先人たちは、時の流れを知る一つの手段として、月の位置や満ち欠けを観察し、親しみを持ってニックネームをつけていました。

この記事では、

  • バックムーン(7月の満月)の名前の意味と由来
  • 2019年7月の満月(部分月食)の見える場所と方位・時間

についてまとめました。

夜空を眺める時の参考になれば嬉しいです。

バックムーン(7月の満月)の名前の意味と由来

人々は、月の動きを観察して太陰暦をつくり、狩りや農作業を行う際の目安にして生活をしてきました。

アメリカには農業暦(Farmers’ Almanac)というものがあり、そこには、各月の満月の名前が記されています。

バックムーンとは、ネイティブアメリカンによる7月の満月の別名(ニックネーム)です。

現代では、このような呼称を一般的に、満月の別名と言われていますが、もともとその月全体を表す呼称で、季節の植物や動物などその時期を端的に表す名前がつけられていました。

日本でも、旧暦に基づいた各月の別名がありますよね。

7月の別名は、文月(ふつき、ふみづき)と呼ばれており、その由来は、7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風にさらす風習があるからだと言われています。

しかし、七夕は奈良時代に中国から伝わったもので、元々日本にはなかったため、稲の穂が含む月であることから「含み月」「穂含み月」の意であるとする説もあるようです。

国や地域は違っても、満月の別名は、その月全体をあらわすためのニックネームとして、長い間、生活の中で親しまれてきたものなのです。

現在、アメリカで使われている満月の名前は、米国東部と北部に住んでいた先住民族や植民地時代のアメリカ人や、代々受け継がれてきた他の伝統的な北米の名前を由来としています。

バックムーンのバック(英:Buck)とは、牡鹿のことです。

枝角と呼ばれる牡鹿の角は、毎年生え変わり、7月は、枝角のビロードのような毛皮のコーティングがはがれ始める季節です。

これが、7月の満月をバックムーンと呼ぶようになった理由の1つです。

7月の満月は、バックムーン(牡鹿月)という名称以外にも、次のようにさまざまな呼び名があります。

  • Thunder Moon(雷月)
    夏の嵐が多発する月であるため
  • Hay Moon(干し草月)
    干し草の収穫月であるため

こうして並べて見てみると、7月という季節の映像が浮かんできませんか?

満月眺めながら、季節のイメージを膨らませて感じてみることは、とても贅沢な時間ですね。

2019年7月の満月(部分月食)の見える見える場所と方位・時間

国立天文台の暦計算室によると、2019年7月の満月は、7月17日(木)午前6時38分(中央標準時:JCST)です。

実際に観測するには、7月17日の明け方がおすすめです。

地域によっては、満月と同時に部分月食が観測できます。

月は午前5時1分頃から欠け始め、最も大きく欠けるのは午前6時31分、終わりは午前8時となります。

部分月食が観測できるのは、中国・四国地方より西の地域ですが、日本では、午前6時前に月が沈みます。

部分月食が見られる地域 部分月食が見られない地域
札幌、仙台、東京、大阪 など 広島、福岡、那覇、石垣島など

部分食が、見られない地域でも、「半影食」と呼ばれる地球による影のうち外側の薄い影の部分の中に月が入った状態を観察することができるようです。

わずかな明るさの変化ですが、条件によっては、肉眼での観察も可能ですので、そんなことも、イメージしながら、月を眺めてみるのも良いですね。

月の見える方向は、西の空の低い位置。

西の方角が開けた、なるべく空が暗い場所を選ぶと良いでしょう。

7月17日の月の入りは4時35分、日の出は4時37分(東京)です。

おわりに

この記事では、

  • 自然とともに生活をするのに身近な存在の月に、先人たちはニックネームをつけていた
  • バックムーンは、7月の満月のニックネームで、牡鹿の角の生え変わる季節というのが由来
  • 2019年のバックムーンは、7月11日の明け方に西の空の低い位置で観測できる
  • 中国・四国地方より西の地域では、満月とともに部分月食が観測できる

ということが、わかりました。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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