こんにちは!タンゴです。
三大流星群のひとつ、ふたご座流星群の観測できる時期が近づいてきました。
一晩で見られる流星数としては年間最大で、クリスマス前のピリリと引き締まった夜空を彩る、とても印象的な流星群です。
この記事では、
- ふたご座流星群2020の見頃の時間帯とピークタイム
- ふたご座流星群2020の見える方向と位置
について解説します。
ふたご座流星群を観測するための情報をまとめましたので、ぜひ読んでみてくださいね。
ふたご座流星群2020の見頃の時間帯とピークタイム
ふたご座流星群は、年間三大流星群のひとつとして、一晩見られる数では年間最大を誇る流星群です。
1時間あたりの流星数も40個から60個、多いときには100個近く見られる場合もあります。
条件が整うと一晩の流星数が500個を超え、年間最大と言われる流星群ですが、19世紀以前は、ほとんど出現の記録がありません。
1930年~1950年頃に徐々に流星数が増加し、現在までに出現数が増加しているのは、母天体の小惑星 (3200)Phaethonの軌道によるものと考えられています。
小惑星 (3200)Phaethonは、2223年に地球に再接近するということがわかり、2000年頃からは、以前には見られなかった明るい流星(火球)も見られるようになり、活発な活動が継続しています。
一方、21世紀後半には19世紀後半並みまで流星活動が衰えるという説もあり、ふたご流星群の経年変化は、いまだによくわかっていません。
ふたご座流星群は、毎年12月4日から12月17日頃に活動が活発化します。
今年のふたご座流星群は、12月14日の午前10時頃に、極大をむかえます。
見頃の時間帯は、
- 12月13日23時頃~14日日の出まで
- 12月14日日没後~15日日の出まで
となります。
12月14日の月は月齢0で、月明かりがないため、観測条件は良好です。
流星のピーク時間は、日本時間で日中ですが、1時間あたりの流星数も40個から60個、多いときには100個近くになり、印象的な明るい流星が出現するため、是非観測したい流星群です。
ふたご座流星群2020の見える方角と位置
流星の出現位置という意味では、どの方向を見ても構いませんが、放射点は、南東の空高くに上るふたご座にあります。
天頂近くに上る月明かりを避けて観察すると良いでしょう。
明るい場所を避けて、見晴らしの良い、空全体を見渡せる場所を選んで観測すると良いでしょう。
夜はかなり冷えていますので、防寒対策をしっかりしてお出かけください。
温かい飲み物など、持参しておくと安心ですね!
おわりに
ふたご座流星群の観測のポイントを解説しました。
- 観測時間は、12月14日夜
- 観測方向は、輻射点は南東、空全体を眺める
- 観測に向いた場所は、開けた暗い場所
を目安に観測するのがおすすめです。
ふたご座流星群は、冬至を前に最も冷え込む季節です。
防寒対策は念入りに、暖かくして観測しましょう。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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