こんにちは!タンゴです。
毎年、ゴールデンウィークの終わり頃、南半球で多くの流星が観測できるのがみずがめ座η(エータ)流星群です。
今年は、日本での観測条件は、あまり良くないですが、明け方の時間帯にピーク時を迎えます。
この記事では、
- みずがめ座η(エータ)流星群(2020年5月)の見頃の時間帯とピークタイム
- みずがめ座η(エータ)流星群(2020年5月)の見える方向と位置
について解説します。
みずがめ座η(エータ)流星群を日本で観測するための情報をまとめましたので、ぜひ参考にされてみてください!
みずがめ座η(エータ)流星群(2020年5月)の見頃の時間帯とピークタイム
みずがめ座η(エータ)流星群は、主に南半球で多く観測できる流星群で、一般的には、4月19日から5月28日頃に、出現する流星群です。
北半球のペルセウス流星群の匹敵する数の流星が多く見られることもあり、人気の流星群で、南半球に観測ツアーに出かけるという人も多くいるのではないでしょうか。
日本では地平高度が低いため、南半球ほど多くは観測されませんが、12年周期で流星数が増える傾向にある、2020年~2022年は通常よりはやや多めと言われています。
この時期の月はほぼ満月であるため、月明かりの影響を避けるように観測するのが良いでしょう。
今年の、みずがめ座η(エータ)流星群の極大は、日本時間で5月6日6時頃となります。
見頃は、5月6日0時から夜明けまで、もしくは5月5日0時から夜明けまでで、ピークより前の時期の方が流星を観られる確率が高いようです。
ゴールデンウィーク最後に極大を迎えるので、連休の締めに夜空を眺めて見てはいかがでしょう!
みずがめ座η(エータ)流星群(2020年5月)の見える方角と位置
流星は空全体を流れるので、観測する方位はどこでも構いませんが、輻射点は、南南東に位置しています。
上の画像の黄色い○印のあたりが輻射点です。
ちょうど火星が近くにあるので目印になります。
みずがめ座η(エータ)流星群の特徴として、輻射点のある方向の低い位置から天頂に向かって、早い速度でふわっと流星があらわれます。
南東の空の方向を向いて、ぼんやり空全体を眺めるのが観測のコツになります。
できるだけ、見晴らしの良い場所で、山や高原など全体を見渡せる場所を選んで観測すると良いでしょう。
また、この季節は、夜明け頃には、流星群だけでなく、夏の星座や天の川も見られますので、ゆっくり空を眺めて楽しむつもりで、出かけてみると、楽しい思い出になりそうですね。
おわりに
みずがめ座η(エータ)流星群の観測のポイントを解説しました。
- 観測時間は、5月6日0時から夜明け/5月5日0時から夜明け
- 観測方向は、南東の空の低い方向を中心に空全体を
- 観測に向いた場所は、開けた暗い場所
を目安に観測するのがおすすめです。
ゴールデンウィークに見頃を迎える2020年のみずがめ座η(エータ)流星群の観測のポイントをまとめました。
暖かい季節とはいえ、夜はまだ少し冷えますので、防寒対策をしてお出かけください。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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