ハンターズムーン(10月の満月)とは?2020年見える方向や時間・名前の意味や由来も調査!

こんにちは!タンゴです。

ハンターズムーンとは、10月の満月のこと。

先人たちは、時の流れを知る一つの手段として、月の位置や満ち欠けを観察していました。

身近な天体でもある月に、このように親しみを持ってニックネームをつけていました。

この記事では、

  • ハンターズムーン(10月の満月)の名前の意味と由来
  • 2020年のハンターズムーン(10月の満月)の見える方向や時間
  • 2020年のハンターズムーン(10月の満月)はマイクロムーン?

についてまとめました。


ハンターズムーン(10月の満月)の名前の意味と由来

人々は、月の動きを観察して太陰暦をつくり、狩りや農作業を行う際の目安にして生活をしてきました。

アメリカには農業暦(Farmers’ Almanac)というものがあり、そこには、各月の満月の名前が記されています。
ハンターズムーン(Hunter’s Moon)とは、ネイティブアメリカンによる10月の満月の別名、つまりニックネームのようなものです。

現代では、このような呼称を一般的に、満月の別名と言われていますが、もともとその月全体を表す呼称で、季節の植物や動物などその時期を端的に表す名前がつけられていました。

日本でも、旧暦に基づいた各月の別名がありますよね。

10月の別名は、神無月(かんなづき、かみなしづき)と呼ばれていました。

出雲大社に全国の神が集まって一年の事を話し合うため、出雲以外には神がいなくなるという説。

それに対して、出雲には神々が集まるため、神在月(かみありづき)とも呼ばれます。

これらの説は、民間伝承として伝わっていますが、言語学的根拠はありません。

現在、アメリカで使われている満月の名前は、米国東部と北部に住んでいた先住民族や植民地時代のアメリカ人や、代々受け継がれてきた他の伝統的な北米の名前を由来としています。

地域によって、かなり気候や風土が違うので、月の呼び名も一つだけではありません。

10月の満月は、夏の間に太ったシカやキツネを狩るのに適した月であるためハンターズムーン(狩猟月)と呼ばれていますが、他にも、次のようにさまざまな呼び名があります。

  • Travel Moon(移動月)
  • Dying Grass Moon(枯れ草月)
  • Kindly Moon(親切な月)
  • Blackberry Moon(ブラックベリー月)
  • Blood Moon(血月)

こうして並べて見てみると、10月という季節の映像が浮かんできませんか?

満月眺めながら、季節のイメージを膨らませて感じてみることは、とても贅沢な時間ですね。

2020年のハンターズムーン(10月の満月)の見える方向や時間

国立天文台の暦計算室によると、2020年10月の満月は、2回見るチャンスがあります。

  1. 10月2日(金)午前6時5分
  2. 10月31日(土)午後2時7分

※いずれも中央標準時:JCST

両日とも深夜、南から南南西の天頂に、高くのぼる、ハンターズムーンを見ることができます。

日の入り 月の出 日の出 月の入り
10月1日 17:28 17:28 5:35 4:36
10月2日 17:23 17:54 5:36 5:32
10月3日 17:22 18:20 5:37 6:28

 

日の入り 月の出 日の出 月の入り
10月30日 16:47 16:24 6:00 4:22
10月31日 16:46 16:50 6:01 5:18
11月1日 16:45 17:18 6:02 6:14

気候も穏やかな季節ですので、空が晴れていたら、少しだけ10月の満月を探して空を眺めてみましょう。

2020年のハンターズムーン(10月の満月)はマイクロムーン?

スーパームーンに比べてあまり話題になることが少ないマイクロムーンは、その年で一番小さく暗い月を指しています。

大きい月であるスーパームーンに対して、小さい月であるマイクロムーンと呼ばれます。

とってもアバウトな説明になりますが、スーパームーンはマイクロムーンに比べて14%大きく見える(明るさは、30%増)と言われています。

地球との距離は、スーパームーンが、約35万7000kmに対して、マイクロムーンでは、約40万6000km離れます。

先述したとおり、2020年10月は満月を2回見ることができますが、2回目の満月(10月31日)が今年のマイクロムーンになります。

ハロウィーンの夜、マイクロムーンを同時に楽しむことができますね!

おわりに

この記事では、

  • 自然とともに生活をするのに身近な存在の月に、先人たちはニックネームをつけていた
  • ハンターズムーンは、10月の満月のニックネームで、狩猟の季節というのが由来
  • 2020年のハンターズムーンは、10月2日と31日に東の空から登り、深夜南の空高くで見ることができる
  • 2020年10月31日の満月は、マイクロムーン

ということが、わかりました。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

ただなんとなく空を眺めるだけでなく、先人たちのように星を読んでみませんか?

きっとこちらがお役に立てます。

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