フラワームーン(5月の満月)とは?2020年見える方向や時間・名前の意味や由来も調査!

こんにちは!タンゴです。

フラワームーンとは、5月の満月のこと。

先人たちは、時の流れを知る一つの手段として、月の位置や満ち欠けを観察していました。

身近な天体でもある月に、このように親しみを持ってニックネームをつけていました。

この記事では、

  • フラワームーン(5月の満月)の名前の意味と由来
  • 2020年のフラワームーン(5月の満月)の見える方向や時間

についてまとめました。


フラワームーン(5月の満月)の名前の意味と由来

人々は、月の動きを観察して太陰暦をつくり、狩りや農作業を行う際の目安にして生活をしてきました。

アメリカには農業暦(Farmers’ Almanac)というものがあり、そこには、各月の満月の名前が記されています。
フラワームーンとは、ネイティブアメリカンによる5月の満月の別名、つまりニックネームのようなものです。

現代では、このような呼称を一般的に、満月の別名と言われていますが、もともとその月全体を表す呼称で、季節の植物や動物などその時期を端的に表す名前がつけられていました。

日本でも、旧暦に基づいた各月の別名がありますよね。

5月の別名は、皐月、早月(さつき)と呼ばれていました。

これは、田植えをする月であることから、早苗月(さなへつき)と呼ばれていたものが短くなったものです。

満月の別名は、その月全体をあらわすためのニックネームとして、長い間、生活の中で親しまれてきたものなのです。

現在、アメリカで使われている満月の名前は、米国東部と北部に住んでいた先住民族や植民地時代のアメリカ人や、代々受け継がれてきた他の伝統的な北米の名前を由来としています。

地域によって、かなり気候や風土が違うので、月の呼び名も一つだけではありません。

5月の満月は、多くの花が咲く月ということでフラワームーン(花月)と呼ばれていますが、他にも、次のようにさまざまな呼び名があります。

  • Flower Moon(花月)
  • Hare Moon(野うさぎ月)
  • Corn Planting Moon(トウモロコシの種蒔き月)
  • Milk Moon(牛乳月)
  • Dragon Moon(龍月)
  • Planting Moon(種蒔き月)
  • Panther Moon(豹月)
  • Bright Moon(輝月)
  • Hare Moon(野兎月)
  • Grass Moon(牧草月)

こうして並べて見てみると、5月という季節の映像が浮かんできませんか?

満月眺めながら、季節のイメージを膨らませて感じてみることは、とても贅沢な時間ですね。

2020年のフラワームーン(5月の満月)の見える方向や時間

国立天文台の暦計算室によると、2020年5月の満月は、5月7日(木)午後7時45分(中央標準時:JCST)です。

実際に観測するには、5月7日の夜がおすすめです。

フラワームーンは、午後6時過ぎに南東から登り、深夜には南南西の空高くに位置します。

5月7日の日没は午後6時30分(東京)ですので、夜中、綺麗な満月を楽しむことができそうです。

通常、夜空の星を楽しむには、暗い場所での観測がおすすめですが、この日は、空が見える場所であれば、フラワームーンを楽しむには比較的良い条件が揃っています。

気候も穏やかな季節ですので、空が晴れていたら、少しだけ5月の満月を探して空を眺めてみましょう。

おわりに

この記事では、

  • 自然とともに生活をするのに身近な存在の月に、先人たちはニックネームをつけていた
  • フラワームーンは、5月の満月のニックネームで、多くの花が咲く季節というのが由来
  • 2020年のフラワームーンは、5月7日の夜に南東から南西にかけて移動、好条件で観測できる

ということが、わかりました。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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