こんにちは!タンゴです。
ふと空を見上げた時、大きい月が見えたということ、ありませんか?
おそらくそれは、スーパームーンかもしれません。
スーパームーンは毎年必ず起こる現象で、お天気さえよければ、条件をさほど気にすることなく観測ができます。
この記事では、
- 2020年のスーパームーンが見える日時
- 2020年のスーパームーンが見える場所
- 2020年のミニマムーンが見える日は?
について解説します。
帰宅途中や仕事の合間など、少しの時間だけでも、空を眺めてみましょう。
2020年のスーパームーンが見える日時
スーパームーンは、大きく見える月
ここでは、スーパームーンについて簡単に説明します。
スーパームーンとは、占星術由来の言葉で、満月か新月(太陽、地球、月が直列)の時で、地球と月の距離が接近した時に大きく見える月のことです。
天文学的な定義はされていないため、どのくらい大きく見えるとスーパームーンと呼ぶかは、主観です。
接近については、「最も接近した」と表現している情報もあるのですが、も何と比較して、最もと言っているのか曖昧なため、大きく見える条件下で、大きく見えると認識したらスーパームーンと考えてOKとします。
さらに、新月は、月が大きく見えると考えにくいので、満月のみをスーパームーンと考えます。
▼スーパームーンの詳しい説明は、こちらの記事を参考にされてください。
スーパームーンとは?地震や精神への影響はあるのかわかりやすく解説!
2020年の満月で、月と地球の距離がかなり近くなるのは、
- 3月10日(火)2時48分頃(満月)
- 4月8日(水)11時35分頃(満月)
※時刻は日本時間
の2回です。
この中で、一番、地球と月の距離が近くなるのは、4月8日の午前3時9分ですので、スーパームーンと考えて良いでしょう。
2020年のスーパームーンは、大きく見える順に4月8日、3月10日です。
お天気がよかったら、ぜひ空を見上げてみましょう!
2020年のスーパームーンが見える場所
日本でスーパームーンが観測できる時間帯と月の位置や見える方角についておすすめの順番でまとめました。
4月8日(水)11時35分頃が最大(満月)
- 一番月が大きく見えるのは4月8日午前3時9分頃、西南西の空の高度30度くらいの位置に見える
- 視界の開けた場所では、低い位置の月が大きく見える
- 天頂付近に上昇する深夜頃は、周囲に建物があるような場所でも、観測しやすい
3月10日(火)2時48分頃が最大(満月)
- 3月9日の夜、月は東の空から上昇し、西南西から西の空に沈む
- 満月になる時間帯の月の位置は、西南西、高度40度くらい
最初に書いたように、スーパームーンとするか否かは主観的な解釈ですが、興味のある方は、ご自分の目で確かめてみることをおすすめします!
次の画像が月と地球の距離がわかりやすいので、参考にされてください。
出典:国立天文台 天文情報センター
上の画像で確認すると、4月8日と3月10日は、かなり大きく見えると予想できます!
2020年ミニマムーン(月が小さく見える)が見える日は?
スーパームーンに対して、小さく見える満月をミニマムーンと言います。
上の画像でみていただくとわかりやすいのですが、2020年の満月で、月と地球の距離がかなり遠くなるのは、
- 10月2日(金)6時5分
- 10月31日(土)23時49分
※時刻は日本時間
の2回です。
2020年のミニマムーンは、小さく見える順に10月31日、10月2日です。
今年は、10月に2回満月が見られ、かつミニマムーンはハロウィーンの夜です!
なんか、ちょっとワクワクします。
見える方向や日時については、こちらに追記いたしますので、もう少しお待ちください。
おわりに
この記事では、2020年のスーパームーンの見える場所や時間とミニマムーンについてまとめました。
- 2020年のスーパームーンは、大きく見える順に4月8日、3月10日
- いずれも、西南西から西の空、深夜以降の観測がおすすめ
- 2020年のミニマムーンは、小さく見える順に10月31日、10月2日
ということが、わかりました。
なお、昨年のスーパームーンは、皆既月食とも重なり、非常にドラマティックな映像が放送されました。
日本では、皆既月食は観測できませんでしたが、昨年の記事もぜひご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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