本間希樹(ほんままれき)の経歴wikiプロフィール!ブラックホール研究と撮影方法も解説!

こんにちは!タンゴです。

世界初、ブラックホールの影の撮影に成功したというニュースが入りました。

ブラックホールの撮影に成功した、国際プロジェクト「EHT」の日本の研究者代表が、国立天文台の本間希樹(ほんままれき)教授です。

この記事では、

  • 本間希樹(ほんままれき)の経歴・プロフィール
  • 本間希樹(ほんままれき)のブラックホールの研究と文献
  • ブラックホールの影の撮影方法と成功の理由

についてまとめました。


本間希樹(ほんままれき)の経歴・プロフィール

生年月日:1971年9月

出生地:アメリカ合衆国テキサス州

高校:私立栄光学園高校

大学:東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程修了

学位:理学博士

趣味:クラシック音楽鑑賞、バイオリンを弾くこと

家族:妻、娘二人、息子一人

【経歴】

1996年4月学術振興会 特別研究員

1999年4月~2000年8月 国立天文台 COE研究員

2007年4月~2007年8月 国立天文台 助教(職名変更)

2007年8月~2015年2月 国立天文台 准教授

2009年10月~11月 ドイツ マックスプランク電波天文研究所 客員研究員

2015年3月~ 国立天文台 教授(現職)、総合研究大学院大学 教授(併任)

2015年4月~ 国立天文台 水沢VLBI観測所所長(現職、併任)

神奈川県の栄光学園高校、東京大学を経て、銀河系天文学やブラックホール観測を専門として研究、現在は、国立天文台水沢VLBI観測所に単身赴任中です。

自宅は神奈川県。

本間希樹(ほんままれき)のブラックホールの研究と文献

主な研究分野は、 銀河系天文学です。

現在、国立天文台のVERAを用いて、銀河系の3次元構造の研究を進めています。

また、銀河中心の巨大ブラックホールを事象の地平線スケールまで分解するEHTプロジェクト(サブミリ波VLBI)も推進しています。

引用:本間希樹公式サイト

簡単に説明すると、銀河系天文学は、銀河系について研究する学問です。

電波望遠鏡を使って観測を行うことで、銀河系の空間構造を研究しているということです。

多くの論文を残していますが、一般向けに書かれた書籍として次のものがあります。

  • 岩波ジュニア新書「宇宙と生命の起源 2」(2014年)
  • 巨大ブラックホールの謎 ——宇宙最大の「時空の穴」に迫る(2017年)

本間希樹教授は、離れた場所にある複数の電波望遠鏡をつないで天体を観測する専門家として、日本での第一人者でもあります。

ブラックホールの撮影方法と成功の理由

ブラックホールの存在は、アインシュタインの一般相対性理論によって予測されましたが、いったいどのようなものなのか、観測をすることができなかったため、視覚的に確認することが出来ませんでした。

今回は世界で初めて、ブラックホールの影を撮影することに成功し、私たちが、はじめてブラックホールの存在を目にすることになりました。

次が、その映像です。

この画像の、中心の黒い円のような部分がブラックホールです。

ブラックホールは非常に強い重力で、時間と空間を歪めています。

光さえ吸い込まれるほどの重力ですから、観測が難しいと考えられてきました。

ブラックホール周辺には、ガスやチリが出す微量な電波があります。

世界中の電波望遠鏡(6箇所8台)をつなげて使うことで、人間の視力の300万倍という高解像度を得て、この微妙な電波の観測に成功しました。

人間の視力の300万倍というのは、地球から見て月に置かれたゴルフボールが見えるくらいのイメージということです。

凄いですね!

その結果、ぼんやりと「ブラックホールの影」と呼ばれる輪郭の撮影をすることができたのです。

ブラックホールそのものは強い重力により、光も吸収するので暗いため撮影することができません。

そこで、周囲を撮影することでブラックホールの存在を視覚化することに成功したというわけです。

これは、逆転の発想ですね!

本間希樹教授らが取り組んだのは、観測したデータから、さらに正確なブラックホールの画像を導き出す方法の開発です。

この撮影を行った国際研究プロジェクト「EHT」は、世界中の200人を超える天文学者が参加しています。

日本人研究者はおよそ20人が参加し、本間希樹氏がこの代表を務めています。

おわりに

本間希樹氏について、

  • ブラックホールを撮影する研究者たちの国際プロジェクトの日本代表
  • 銀河系を解明するためにブラックホールを電波望遠鏡で観測する研究を行なっている
  • ブラックホールの輪郭の撮影に成功したことで、ブラックホールを視覚化することに成功した

ということがわかりました。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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