ピートブティジェッジのwiki経歴・学歴(大学)は?LGBTの生い立ちや結婚相手・両親も調査!

【2020.3.2追記】

ピート・ブティジェッジ氏が、2020年アメリカ大統領選民主党候補者選びから撤退との意向を固めたというニュースが入りました。

先月29日のサウスカロライナ州予備選挙では4位と支持が伸び悩んでいましたが、若手候補で注目の一人だっただけに残念です。

しかし、民主党候補者の票が割れるというのを避けると考えると、賢明な選択に感じます。

少なくとも、氏の存在感はしっかりアピールできたと思うので、今後も期待したいです。

こんにちは!タンゴです。

何かと話題の多いトランプ政権ですが、2020年アメリカ大統領選挙まで、1年以上あるにも関わらず、すでに26人もの候補者が名乗りをあげています。

候補者の中でも、話題性が高いブティジェッジ氏は、自身がゲイであることを公表し、市長選に当選した現役市長でもあります。

さらに、8ヶ国語を操る、最年少の候補者ということで、どんな人物なのかがとても気になります。

この記事では、

  • ピート・ブティジェッジ氏のwiki経歴や学歴
  • ピート・ブティジェッジ氏が注目される理由

についてまとめました。

私たち日本人の生活に大きく影響する今後のアメリカ政権の参考になれば嬉しいです。


ピート・ブティジェッジ氏のwiki経歴や学歴

ピート・ブティジェッジ…名前の読みがわかりにくいと言われています。

姓の発音が、日本語で判別しにくいことから、ブーティジェッジとかブタジェッジとか、メディアによって、表記が違っていたりします。

たしかに、少し覚えにくいので、まずは、最近の写真をどうぞ。

2020年アメリカ大統領選挙候補者としては、最年少の37歳!若いですね。

では、次に経歴の紹介です。

本名:Peter Paul Montgomery Buttigieg(ピート・ブティジェッジ)

生年月日: 1982年1月19日

出生地:アメリカ合衆国インディアナ州サウスベンド

高校:Saint Joseph’s High School(サウスベンド)

大学:ハーバード大学(学士)→オックスフォード大学大学院(修士)

趣味:ピアノ演奏

移民二世としてラストベルトで生まれ育った神童

ブティジェッジ氏の出身地は、インデアナ州サウスベンド市。

アメリカ中西部の、かつては工業地帯として栄え、現在は大きく取り残された地域「ラストベルト」(錆地帯)の一部となっている中規模都市です。

両親は、ともにサウスベンドのノートルダム大学の教授で、二人はニューメキシコ州立大学に勤めている時に知り合い、結婚しました。

兄弟はおらず、一人っ子として育ちます。

こちらは、趣味のピアノを演奏している姿です。

父親は、マルタ共和国出身の移民で、文学者のジョセフ・ブティジェッジ(Joseph Buttigieg)氏で、2019年1月に癌により死去しました。

母親のジェニファー・アン・モンゴメリー(Jennifer Ann Montgomery)は、言語学者で30年近くもノートルダム大学で教鞭をとっています。

母親が、言語学者だった影響でしょうか、話せる言語は8ヶ国語です。

  • 英語
  • ノルウェー語
  • フランス語
  • スペイン語
  • イタリア語
  • マルタ語
  • アラビア語
  • ダリー語(アフガニスタンのペルシャ語)

実際に、いくつかの言語で話している様子が動画になっています。

米ハーバード大学では歴史と文学を専攻し、最優秀の成績で卒業し、ローズ奨学金を得て英オックスフォード大学に留学。

哲学と政治・経済学を学び、試験で1位の成績を取って卒業しました。

ローズ奨学金は、世界で最も古い歴史をもち、極めて優秀な学生を支援する奨学金で、これを受けてオックスフォードで学ぶ学生は「ローズ奨学生」と呼ばれています。

過去には、天文学者のハッブル氏、フルブライト奨学生発案のフルブライト氏、クリントン元大統領や、「ハーバード白熱教室」でおなじみのマイケル・サンデル氏、オーストラリアのアボット元首相などが、名を連ねています。

キャリアを捨てて生まれ故郷へ、そして海軍入隊

卒業後は、コーエン・グループ(2004 – 2005)、マッキンゼー(2007 – 2010)など、民間のコンサルタント会社でキャリアを積みました。

これほどの能力の持ち主ですから、エリート街道まっしぐらにグローバルな活躍に邁進するかと思われたのですが、彼の本当の凄さはここからです。

2011年11月に、ブティジェッジ氏は生まれ故郷のインディアナ州サウスベンド市長に初当選し、2012年1月(29歳)で、市長に就任します。

国民としての義務を感じて海軍予備軍に入隊し、2014年には、市長の仕事を休職して、アフガニスタンに従軍、戦地で7カ月を過ごました。

保守派の地でLGBTを公表、2度目の市長当選

2015年6月、2回目の市長選の時には、自身がゲイあるいはLGBT(性的少数者)を公表し、2015年11月には、2期目の市長当選を果たしています。

現在は、インディアナ州サウスベンド市長を務め、ピート市長(Mayer Pete)として親しまれています。

2018年には、高校教師のチェイスン・グリーズマン(Chasten Glezman)さんと同性婚をしています。

なんとこの二人は、「マッチ・ドットコム」などの出会い系アプリを通して出会ったということで、さすが、ミレニアル世代。

幸せそうですね!

2020年アメリカ合衆国大統領選挙へ正式出馬表明

2019年4月14日、2020年アメリカ合衆国大統領選挙への出馬を正式表明しました。

トランプの再選阻止を狙っている民主党側の候補者は、5月20日時点ですでに21人が名乗りを挙げています。

候補者の第一関門は、6月末と7月初頭に行われる最初の民主党ディベートです。

参加資格は、

  • 世論調査で1%以上の支持を得る
  • 個人からの寄付金を6万5000人以上から集める

のいずれかを達成することです。

参考までに、エマーソンの世論調査では、少し前までほぼ無名だったブティジェッジ氏に11%もの支持率が集まっています。

民主党内の立ち位置としては、オバマ元大統領に近いようです。

まだ、若いですし、切り札もたくさん持っているので、今後の展開が楽しみです。

ピート・ブティジェッジ氏が注目される理由

ラストベルトは、トランプを大統領にした地とも言われた、共和党の候補が優勢なエリア。

宗教も、保守系のカトリック教徒が多く、同性愛者に対する差別もあからさまで、全米から非難を浴びるほどの保守的な地域です。

彼ほどの能力があれば、こんな窮屈な土地を抜け出して、自由に楽に生きることなど、簡単なはずです。

しかし、彼の選択は、違いました。

生まれ故郷のため、そして、国のため、勇気がなければ、一瞬戸惑うような事物に対して、正々堂々と突き進む態度は、信頼や誠意を得るに相応しいと感じます。

どこを切り取っても規格外で、ギリギリをいく姿は、現代のスーパースターです。

海外留学やグローバル企業での経歴を手にするも、困難を余儀なくされた地元への貢献するという、振り幅の大きさが、注目される秘密ではないでしょうか。

さまざまな意味で、少数派(マイノリティー)として、苦しんでいる人には、勇気を与えてくれるのではないのでしょうか。

動画を観ていて気がつきましたが、左利きみたいですね!

ここでも少数派です。

最後に、ピート・ブティジェッジ氏の回想録が出版されています。

今のところ、英語のみですが、CDもあるので、教材として読んでみてはいかがでしょう。

詳細は下記の画像をタップ!

おわりに

この記事では、

2020年アメリカ大統領選挙に正式出馬表明をして、注目度急上昇中のピート・ブティジェッジ氏の経歴をまとめました。

  • 8ヶ国語を話せる
  • LGBTを公表し出会いはネット同性婚をする
  • 現職は生まれ故郷の市長2期目
  • アメリカ海軍に入隊しアフガニスタンに

これだけ多くの切り札を持っている人物が大統領選に出馬するとなると、なかなかスリリングで、ワクワクしますね。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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