勝沼ぶどう郷のぶどう狩りの感想!東京から電車で行ってわかったメリットも解説!

こんにちは!タンゴです。

少し暑さがやわらいで、過ごしやすくなってきました。この季節の行楽にぴったりのぶどう狩りに、電車で行ってきました。

そこで、今回はぶどう狩りに行った感想と電車で行ってわかったメリットについて、

  • 勝沼ぶどう郷へ行く時におすすめの電車
  • 勝沼ぶどう郷のぶどう狩りの感想
  • 勝沼ぶどう郷に電車で行くメリット

の順番で解説します。

これから、行楽プランを考える人の参考になれば嬉しいです。


勝沼ぶどう郷に行く時におすすめの電車

勝沼ぶどう郷へ電車で行く場合、新宿からだとJR中央本線で行くのが便利です。

しかし、この路線は、人気の観光エリアが多いので、週末は行楽スポットに向かう人々で混雑します。気軽に行くためには、ちょっとした工夫が必要です。

交通費を少しでも安くしたい場合、高尾まで京王線を使い、そこで、JRに乗り換えるという方法もあります。

週末に電車で行くなら、「ホリデー快速ビューやまなし号」を使うのがおすすめです。

「ホリデー快速ビューやまなし号」は、期間限定(毎年3月〜11月)で土曜・休日に運行(上下線各1本のみ)しています。

普通車指定席が全線一律520円で、なかなかリーズナブルな価格設定です。時刻表は次の通りです。

(下り)新宿発9:02→勝沼ぶどう郷着10:47

(上り)勝沼ぶどう郷発17:09→新宿着18:55

【2019.7.5追記】2019年も「ホリデー快速ビューやまなし号」は、同じ時刻表で運行中!

ゆるりと行きたいので、特急利用の場合は、指定席利用を前提に、他のルートと比較してみます。

ルート 所要時間 片道運賃+指定席
新宿→(京王線/特急)→高尾→(JR/各停)→勝沼ぶどう郷 約2時間半 1,940円
新宿→(JR/各停)→勝沼ぶどう郷 約2時間半 1,330円
新宿→(JR/特急あずさ)→勝沼ぶどう郷 約1時間半 3,800円(指)
新宿→(JR/ビューやまなし号)→勝沼ぶどう郷    約1時間45分 2,460円(指)

ちなみに、この列車は快速なので、自由席なら青春18きっぷでも追加料金無しで乗れてしまうのです!ビューと名のつくだけあって、車両は二階建てですよ。

週末に都心からぶどう狩りに行くなら、片道の普通車指定席が全線一律520円で座れて速い、ビューやまなし号が最適な選択肢になります。

上下線とも、ぶどう狩りにはちょうど良い時間帯に電車の時刻が設定されており、日帰りでもストレスなくゆったりと楽しめると思います。

昨年は、友人たちと八王子で合流し、各駅停車で行きました。行きは、良いのですが、帰りは、地元の利用客も大勢いて混雑。ぐったり疲れて微妙でした。

ということで、疲れたくない人はビューやまなし号を使うことをおすすめします!

勝沼ぶどう郷のぶどう狩りの感想

では、さっそく実際のぶどう狩りについて説明していきます。ツアーでなくフリーで行くなら、地元の観光農園がおすすめです。

ツアーだと、大抵は1品種で、巨峰狩りとかシャインマスカット狩りとか。せっかくフリーで行くなら、あまり市場に出回っていないような品種のぶどう狩りもしたいですね!

日帰りで電車で行くなら、ぶどうを丸ごと楽しめる施設・ぶどうの丘を中心に行動すると、無駄なく楽しめます。

そこで、今回はぶどうの丘の目の前にある、三森農園さんでぶどう狩りをすることにしました!

いろんな品種を食べくらべ

今回行った三森農園さんのぶどう狩りは、入園料無料で、その日にぶどう狩りできる品種の試食が無料です。

少しづつ、いろんな品種を食べてみたい人にはおすすめです。

本日ぶどう狩りできる品種。7品種ありました

この日、東京はあいにくの雨でしたが、こちらは薄曇り。涼しくて、むしろぶどう狩りにはちょうど良い気候でした。お天気のせいで、観光客も少なめ。

農園の方からいろいろお話も聞けて良かったです。これも、フリーで行くメリットの一つでしょうか。

早速、車で農園を回ります。農園に着いたら、まず獲りたてのぶどうを試食。ぶどうは獲りたてが一番美味しいそうで、時間が経つとどんどん味が落ちてしまうそうです。

まず試食。とんがっているのがピッテロビアンコ、ちょっと赤みがかっているのがルビーオクヤマ

この農園では、ピッテロビアンコ、ルビーオクヤマ、ピオーネ、多摩ゆたかの4種類のぶどうを試食しました。

私が気に入ったのは、ピッテロビアンコ!イタリアの品種で、小さくて甘みも強すぎず、軽くて食べやすく、子どもに人気だとか。

早速、農園の中に入って、獲りたいものを探します。

気に入ったぶどうを探しに農園の中へ。これをいただくことに!

ぶどうは一房ずつ袋に入っているのを覗いて見て、気に入ったら袋を破いて確認し、ハサミで切ります。房を取るときは袋の上部より上の枝から切ると良いそうです。

価格は、重量で決まるので、それも参考にします。写真のものでも、1kgもないくらいです。次はシャインマスカットの農園へ!

まず試食します。人気の品種だけあって、ジューシーで甘い!このぶどうを食べた後だと、他のぶどうが甘くなく感じます。食べる順番も重要ですね。

多摩ゆたかは、直売店にあるものが農園内のものよりも、美味しいという話なので、ぶどう狩りはこれでおしまいにして、直売所に向かいます。

今年は寒暖の差が激しかったので、ぶどうの当たり年なんですって!平年より少し早く収穫期を迎えているそうです。

上品でさっぱりした味が人気の瀬戸ジャイアンツは、これからだそうです。

その日にぶどう狩りできなかった品種は直売所で購入

直売所には今が食べ頃の品種が並びます。市場で見かけない品種は、産地ならではの楽しみです。

新品種の生産にも意欲的で、シャインマスカットとウインクをかけ合わせた「バイオレットキング」、シャインマスカットと甲斐乙女をかけ合わせた「コトピー」がおすすめとのこと。

新品種のバイオレットキング(右上)とコトピー(右から二番目上)も並ぶ直売所の様子

買ったぶどうは、宅配もできますが、みずみずしいうちに食べたいので、持って帰ります。

こんな感じに詰めてもらえます

ぶどう狩りの後は温泉でリフレッシュしてから帰路へ

荷物を預かってもらって、ぶどうの丘の中にある温泉・天空の湯に。ここには、ぶどう畑を一望できる露天風呂もあり、リフレッシュできます。

お風呂上がりに少し休憩し、帰りの電車の時間に合わせて、ぶどうの丘から出発です。のんびり充実した1日になりました。

食後のデザートは、しばらく、ぶどう!。新聞紙などに包んで、冷蔵庫で保管します。

ぶどうは足が早いので、数日以内に食べられそうにない場合は、冷凍するのもテです。

切るときは、実をもぐのではなく、小枝の部分から切ると、持ちが良いそうです。

勝沼ぶどう郷に電車で行くメリット

勝沼ぶどう郷駅に到着。向かって左が待合室、モダンな雰囲気です

ぶどうの丘まで徒歩20分で行ける

勝沼ぶどう郷駅からぶどうの丘までは気持ちの良い散策コース。駅前から正面にみえる小高い丘の一番上にある施設がぶどうの丘です。

徒歩で約20分程度、日頃、デスクにかじりついている人には、運動不足を補うのにちょうど良い距離です。

駅を降りたら右折、甚六桜公園を突っ切ります。中には旧勝沼駅跡があります。

そのまま、まっすぐ公園を突っ切って階段を降りると、ぶどう畑が広がります。民家とぶどう畑の間の道をくねくねとぬって歩きます。

畑のいたるところに、ぶどうの丘を示す小さな目印の看板があるので、その通りに進んでください。

ぶどうの丘には、レストラン、売店などがあり、電車で行く場合は、特におすすめの施設です。

ツアー客より一足先にバーベキューが楽しめる

バーベキューは見晴らしの良いロケーションで

ぶどうの丘で人気のバーベキュー。ツアーにも組み込まれているようで、ランチタイムは賑わいをみせます。

電車で行くと、11時半前には、ぶどうの丘に到着します。事前予約なしでも、ツアー客で混雑する前にバーベキューが楽しめます。

おわりに

ここでは、勝沼ぶどう郷のぶどう狩りの感想と東京から電車で行ってわかったメリットについて解説しました。

ぶどうの季節はまだまだ続きます。今秋、行楽シーズンプランの参考にしてみてください。

Buona vacanza!(良い休暇を!)

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