こんにちは!タンゴです。
やぎ座流星群は、みずがめ座δ(デルタ)流星群と活動時期が重なる流星群のため、一緒に観測されることが多い流星群です。
この二つの流星群は、ほとんど区別がつかないので、あまり注目されることがないのですが、今年は、日本での観測条件も良いので、楽しんでみてはいかがででしょう。
この記事では、
- やぎ座流星群2020の見頃の時間帯とピークタイム
- やぎ座流星群2020の見える方向と位置
について解説します。
夏の星空観測の参考にされてみてください!
やぎ座流星群2020の見頃の時間帯とピークタイム
やぎ座流星群は、7月末から8月上旬にかけて活動する流星群で、今年は7月3日から8月15日に、出現します。
母天体は、はっきりと特定されていませんが、古くから存在した歴史の長い流星群です。
1時間あたりの流星数は3個程度ですが、ゆっくりとしたスピードで、時折、何度も爆発を伴うような火球が観測されるという特徴があります。
今年のやぎ座流星群の極大は、日本時間で7月31日です。
この日の月齢10ですが、夜半過ぎに月が沈むため,夜半後の観測条件は比較的良いとされています。
この日の、やぎ座は午後7時半頃、東の地平から上がってきます。
7月31日の午後10時頃から8月1日午前3時頃の間が見頃となります。
同時期に観測されるみずがめ座δ(デルタ)流星群と重なるため、どちらの流星群かを判別するのは難しいです。
しかし、流星数自体が多い時期ですので、郊外の空が暗い場所では、天の川も綺麗に見えて、星空とともに観測を楽しめるでしょう。
なお、極大日付近は、7月31日に限らず前後数日間は、流星を観測することができます。
やぎ座流星群2020の見える方角と位置
流星の出現位置という意味では、どの方向を見ても構いませんが、輻射点は、東から南に位置しています。
明るい場所を避けて、見晴らしの良い、空全体を見渡せる場所を選んで観測すると良いでしょう。
他の流星と比較して、スピードがゆっくりで赤っぽい光の流星を見つけたらやぎ座流星群かもしれませんね。
天体観測の良い季節ですので、さまざまな星の違いを楽しむのも良いでしょう。
おわりに
やぎ座流星群の観測のポイントを解説しました。
- 観測時間は、7月31日午後10時から8月1日午前3時頃にかけて(前後数日間も)
- 観測方向は、輻射点は東から南、空全体を眺める
- 観測に向いた場所は、開けた暗い場所
を目安に観測するのがおすすめです。
やぎ座流星群のみえる7月末ごろは、他の流星も一緒に観ることができます。
夏は夜空を観るのにも良い季節ですので、ぜひ、観測に出かけてみてください。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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