2月の満月(スノームーン)はいつ?2020年の見える方向や時間・名前の意味と由来も調査!

こんにちは!タンゴです。

スノームーンとは、2月の満月の別名です。

先人たちは、時の流れを知る一つの手段として、月の位置や満ち欠けを観察し、親しみを持ってニックネームをつけていました。

この記事では、

  • スノームーン(2月の満月)の名前の意味と由来
  • 2020年2月の満月の見えると方向・方位や時間

についてまとめました。

夜空を眺める時の参考になれば嬉しいです。


スノームーン(2月の満月)の名前の意味と由来

人々は、月の動きを観察して太陰暦をつくり、狩りや農作業を行う際の目安にして生活をしてきました。

アメリカには農業暦(Farmers’ Almanac)というものがあり、そこには、各月の満月の名前が記されています。

スノームーン(英:Snow Moon)とは、ネイティブアメリカンによる2月の満月の別名(ニックネーム)です。

現代では、このような呼称を一般的に、満月の別名と言われていますが、もともとその月全体を表す呼称で、季節の植物や動物などその時期を端的に表す名前がつけられていました。

日本でも、旧暦に基づいた各月の別名がありますよね。

2月の別名は、如月(きさらぎ)と呼ばれています。

  • 衣更着・更衣(きさらぎ)→厳しい寒さに備え重ね着をする季節(衣を更に重ねる)
  • 気更来(きさらぎ)→陽気が更に来る月
  • 生更木(きさらぎ)→春に向けて草木が生えはじめるから

など、様々な説があり、中国でも2月の別称として、如月(にょげつ)と書くことから、この漢字が当てられたのではという説もあります。

現在の感覚だと、2月は日は長くなっても、1年で最も寒いという印象が強いのではないでしょうか。

国や地域は違っても、満月の別名は、その月全体をあらわすためのニックネームとして、長い間、生活の中で親しまれ、季節を味わう呼び名がつけられています。

現在、アメリカで使われている満月の名前は、米国東部と北部に住んでいた先住民族や植民地時代のアメリカ人や、代々受け継がれてきた他の伝統的な北米の名前を由来としています。

2月は、カナダやアメリカでも最も寒い季節とされており、最も積雪量が多い月であるため、スノームーンと呼ばれるようになりました。

厳寒の季節であることから、飢える月という意味のハンガームーン、中世のイギリスなどでは嵐の月=ストームムーン、アメリカンインディアンのチェロキー族は痩せた月=ボニームーンなどという呼び名も使われました。

  • Hunger Moon(ハンガームーン)
  • Storm Moon(ストームムーン)
  • Bony Moon(ボニームーン)

こうして並べて見てみると、2月という季節の映像が浮かんできませんか?

満月眺めながら、季節のイメージを膨らませて感じてみることは、とても贅沢な時間ですね。

2020年2月の満月の見えると方向・方位や時間

国立天文台の暦計算室によると、2020年2月の満月は、2月9日(木)午後4時33分(中央標準時:JCST)です。

実際に観測するには、2月9日の夜がおすすめです。

月の見える方向は、東北東から東の空にかけて。

2月9日の日の入りは午後5時11分、月の出は午後5時9分で、月の入りは翌朝6時32分、日の出は6時33分(東京)です。

おわりに

この記事では、

  • 自然とともに生活をするのに身近な存在の月に、先人たちはニックネームをつけていた
  • 2月の満月のニックネームのスノームーンは、積雪の多い季節であることが由来

ということが、わかりました。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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