池上彰の番組のドラクロワ画像コラは何のゲームキャラ?放送事故の真相を調査!

こんにちは!タンゴです。

先日、放映されたテレビ番組「池上彰の現代史を歩く」の中で、ドラクロワの名画の中にゲームキャラが映っていた、という放送事故が話題になっています。

そこでこの記事では、

  • 放送事故が起きた池上彰さんの番組
  • 放送事故の実際の映像と描かれていた内容

の順番で詳細を見ていきます。


放送事故が起きた池上彰さんの番組は?

放送事故が起きた番組は、10月21日に放映されたテレビ東京系「池上彰の現代史を歩く」です。

番組の中で、1980年フランスで起きた7月革命を題材とした描かれたウジェーヌ・ドラクロワの名画「民衆を導く自由の女神」を紹介するシーンがありました。

その時、放映された絵の中に、本物の絵画には描かれいないはずの人物が居る、ということで、Twitterなどを中心に話題となりました。

問題になったのは、左側にいるマントに身を包んだ人物です。

ゲームのキャラクターとの噂が飛び交っています。

これ、見つけた人は、思わずにやりとしてしまったのでは??

ファンは、ちょっと嬉しいかも!

放送事故の具体的な内容は?描かれていたというのは何?

では、あらためて、絵を見比べてみましょう。

まずは、ドラクロワの名画「民衆を導く自由の女神」です。

この絵は、フランス国旗を掲げ、民衆を導く女神が描かれています。

Eugène Delacroix - La liberté guidant le peuple

次に、実際に放映されたものと同じと思われる画像ですね。

おそらく、海外のサイトから取ってきたようですね。

そして、この人物は、ステルスゲーム「アサシンクリード」シリーズ(ユービーアイソフト)の登場人物アルタイルとの見方が濃厚です。

「アサシンクリード」は、過去に映画化もされている人気のゲームで、この問題の人物と見られる「アルタイル(アルタイル・イヴン・ラ・アハド)は、幼い頃から暗殺者として育てられた、非常に優秀な人物ということで、出生などの情報はなく、謎の多いキャラクターとのことです。

放送事故の背景は、「”Noと言える”フランス 表の顔、裏の顔」というテーマで、フランスの街を巡っている中で、フランス革命の話題になる場面で放映されたもの。

ドラクロワの名画「民衆を導く女神」でフランス革命の様子を説明するはずの予定が、いわゆる、コラ画像(コラージュ画像)が、出てしまったということです。

シリーズ8作目「アサシンクリードユニティ」が、ちょうど1789年フランス革命中のパリが舞台ですので、間違って入ってしまったんでしょうか?

不謹慎ですが、ちょっと面白い展開ですね!

とはいえ、やはり、放送事故ということで、テレビ東京は公式サイトで謝罪を行っています。

10月21日放送「池上彰の現代史を歩く」の画像使用について

10月21日(日)19時54分~21時54分に放送した「池上彰の現代史を歩く」で取り上げたドラクロワ作の絵画「民衆を導く自由の女神」は加工された画像であり、誤って使用してしまいました。視聴者並びに関係者の皆様にお詫び申し上げます。今後はこのようなことのないよう、チェックを強化し、番組作りに取り組んでまいります。

出典:テレ東公式サイト

おわりに

この絵画は有名なので、目にする機会は多いと思いますが、なぜ、気がつかないまま放映されてしまったのでしょうか?

詳細は、現時点では謎ですね。

画像自体の出来は、なかなか完成度が高く、違和感がないのは確かですし、そもそもドラクロワの「民衆を導く自由の女神」自体がフィクションの世界。

女神の左手側にいる帽子をかぶった人物のモデルは、ドラクロワ自身とも言われています。

未来には、フィクション同士の共演も実現するかもしれませんね。

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