こんにちは!タンゴです。
ふと空を見上げた時、大きい月が見えたということ、ありませんか?
おそらくそれは、スーパームーンかもしれません。
ここ数年で「スーパームーン」という単語もすっかりお馴染みになりました。
スーパームーンは毎年必ず起こる現象で、お天気さえよければ、条件をさほど気にすることなく観測ができます。
スーパームーンとは、占星術由来の言葉で、満月か新月(太陽、地球、月が直列)の時で、地球と月の距離が接近した時に大きく見える月のことです。
天文学的な定義はされていないため、どのくらい大きく見えるとスーパームーンと呼ぶかは、主観です。
接近については、「最も接近した」と表現している情報もあるのですが、も何と比較して、最もと言っているのか曖昧なため、大きく見える条件下で、大きく見えると認識したらスーパームーンと考えてOKとします。
さらに、新月は、月が大きく見えると考えにくいので、満月のみをスーパームーンと考えます。
2021年のスーパームーンは皆既月食です。
この記事では、
- 2021年のスーパームーンは皆既月食
- 2021年のスーパームーンが見える日時
- 2021年のスーパームーンが見える場所
について解説します。
次回日本で見られるのは2033年ということなので、ぜひ観測したいですね!
2021年のスーパームーンは皆既月食
2021年のスーパームーンは皆既月食で5月26日(水)です。
スーパームーンは毎年1回は見られますが、皆既月食と重なることはめったにありません。
前回は2015年9月でしたが、日本では見ることができませんでした。
ちなみに日本で前回見られた皆既月食は2018年7月で3年ぶりですので、今回のスーパームーンの皆既月食はかなり貴重な機会です。
日本全国どこからでも観測できるチャンスなので、晴れることを祈りつつ観測したいですね!
ちなみに今回を逃すと次回のチャンスは2033年です。
2021年のスーパームーンが見える日時
2021年の満月で、月と地球の距離がかなり近くなるのは、
- 4月27日(火)12時32分頃(満月)
- 5月26日(水)20時14分頃(満月)
※時刻は日本時間
の2回です。
この中で一番地球と月の距離が近くなる、5月26日がスーパームーンと言われています。
5月26日の日の入りは18時47分、月の出は18時39分(東京時間)です。
日の入りとともに月は南東の空から上がります。
月の入りは翌朝4時4分、日の出は4時29分ですので、ほぼ一晩中スーパームーンを楽しむことができます。
皆既月食の時間帯は?
皆既月食は20時9分から20時28分頃までで、食の最大は20時18分(標準時間)で、20分程度の短い時間です。
月が実際にかけ始める部分食は18時44分から21時52分まで約3時間程度は月食を見ることができます。
皆既月食では月が赤みを帯びて見えることが多く、2019年1月に米国や欧州でスーパームーンの皆既月食「スーパーブラッドウルフムーン」が観測され、話題になったのを覚えている人も多いかもしれません。
引用:ノースカロライナ州ステッドマンで撮影された皆既月食=21日/Johnny Horne/AP(CNN.co.jp)
私も、テレビや動画で神秘的な光景を見て、次回はぜひとも肉眼で見てみたいと思ったのを記憶しています。
2021年のスーパームーンが見える場所
今年のスーパームーンが観測できるのは、南東方向のやや低めの位置です。
地平線からの角度が、15度から25度ですので、かなり低い位置です。
位置が低いのでスーパームーン自体はより大きく感じられるのではないかという期待もある一方で、南東の地平が開けた場所でないと、観測は厳しそそうです。
地平線が開けていて、なるべく空が暗いエリアを前もってチェックしておくと良いですね!
なお、こちらで各地域の月食の時間を調べることができますので、ぜひご利用されてきてはいかがでしょう。
外部リンク:国立天文台月食各地予想
おわりに
この記事では、2021年のスーパームーンの見える場所や時間についてまとめました。
- 2021年のスーパームーンは皆既月食
- 見えるのは5月26日、南東の空低め
- 地平の開けた空が暗めの場所を選んで観測すると良い
ということがわかりました。
肉眼でスーパームーンの皆既月食を見るめったにないチャンスですので、ぜひ観測されてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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