こんにちは!タンゴです。
2016年3月9日以来、三年ぶりとなる部分日食が、新年早々日本全国で観測することができます。
この記事では、
- 部分日食の見える時間帯
- 部分日食を観察するときの注意点
について解説します。
部分日食の見える時間帯
今回の部分日食は、2019年1月6日。
時間帯は、午前8時半くらいから正午までの間です。
食分(太陽が欠ける程度)は、それほど大きくないのですが、日本全国で最初から最後まで、しっかりと観察をすることができ、これは、世界的にも好条件とのことです。
前回の日食は、2016年3月9日でした。
しかし、その日は全国的に天候が悪く日食をみられた地域が少なかったようです。
その前の日食は、2012年5月21日の金環日食(上の写真を参照)だったので、今回はなんと7年ぶりです。
1月は比較的お天気が良いので、観測できると良いですね。
地域(都市) | 食の開始 | 食の最大 | 食の終了 |
北海道(札幌) | 8:46 | 10:13 | 11:47 |
東北(仙台) | 8:44 | 10:09 | 11:42 |
関東(東京) | 8:43 | 10:05 | 11:36 |
中部(名古屋) | 8:41 | 10:00 | 11:27 |
近畿(大阪) | 8:40 | 9:57 | 11:22 |
中国(広島) | 8:38 | 9:51 | 11:12 |
四国(高松) | 8:39 | 9:53 | 11:17 |
九州(福岡) | 8:38 | 9:47 | 11:04 |
なお、最大食の食分は、北日本の方が大きくなり、観測しやすいようです。
部分日食を観察するときの注意点
今回の日食は、ゆっくりと進行するので、観測は長丁場になりそうです。
日食は、正しい方法で観察することが大切ですので、次のような点を守って観測しましょう。
やってはいけないこと
- 肉眼で直接太陽を見る(数秒でも危険です)
- 望遠鏡や双眼鏡を使う
- 下敷きやCDを使う
- フィルムの切れ端を使う
- すすをつけたガラス板を使う
- サングラスやゴーグルを使う
- 日食グラスを使って、望遠鏡や双眼鏡をのぞく
出典:国立天文台
次に安全な観測方法です。
必ず確認しておきましょう!
安全に日食を観測するためには、専用の日食グラスを使うのがおすすめです。
専用の日食グラスを一つ持って入れば、より気軽に日食が楽しめますね。
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また、観測中は、日食を見るのに夢中になってしまい、周囲で何が起こっているか気づかないなどの危険もあります。
観測場所は、自宅の庭やベランダ、公園など、周囲を気にせずに安全に観測できる場所を選びましょう。
おわりに
今回は、部分日食を観測する際のポイントを解説しました。
- 観測時間は、1月6日午前中
- 観測の際には、専用の日食グラスを使う
- 観測場所は、周囲を気にしなくても大丈夫な安全な場所を選ぶ
ということが大切です。
2019年は、部分日食を観るチャンスが、2回あります。
新年(1月6日)と年の瀬(12月26日)という、2019年を象徴するような天体の動きに注目してみませんか?
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