renacnatta(レナクナッタ)の巻きスカートの感想!デザインや着心地・素材感もレビュー!

こんにちは!タンゴです。

私は、自分が気に入ったものを長く使うのが好きなので、ファッションも気がつくと何年も同じものを着ていたりします。

お気に入りのアイテムを一つだけでも身につけていると、なんとなく楽しい気分になるし、ものを大切にするという感覚は大切にしたいと思っています。

renacnatta(レナクナッタ)の巻きスカートは、ベーシックなスタイルでありながら、一点もので、密かな人気を呼んでいます。

オンラインショップは、常に売れ切れ状態。

先日、新宿伊勢丹でポップショップを開催するという情報を入手したので、早速行って来ました!

この記事では、

  • renacnatta(レナクナッタ)の基本情報
  • renacnatta(レナクナッタ)の巻きスカートの着方
  • renacnatta(レナクナッタ)の巻きスカートのデザイン・素材感
  • renacnatta(レナクナッタ)の巻きスカートの着心地と感想

についてまとめました。

ブランドの創立者・大河内愛加さんもいらして、直接お話も聞けて、気に入ったスカートも見つかったので、購入しましたので、あわせてご紹介して行きますね!

renacnatta(レナクナッタ)の基本情報

「文化を纏う」というテーマで、日本の着られなくなった着物とイタリアの使われなくなったシルクを融合させてつくった巻きスカートのブランドです。

ブランドを作ったのは、27歳の日本人女性・大河内愛加さんで、イタリア(ミラノ)と日本(京都)の二拠点で活動しています。

最近は、着物に興味を持つ若者も少し増えて、日本の文化を見直すようなムーブメントもありますが、実際には、着物を日常的に着る機会は、めったにありません。

それでも、ハンドメイドで着物リメイクというのは、たびたび見かけるのですが、商品化までたどりつくのは、なかなか無いようです。

断捨離的なムーブメントで、価値がありそうなものでも、日常、使わないものは不用品として、手放す傾向が主流となり、あまり着られなくなった着物は、叩き売りされているのが現実です。

同様な現象がイタリアでも起こっているようです。

高級シルクの名産地コモ地方でヨーロッパハイブランドのコレクション用につくられたシルク。

採用されなかった柄は、「デッドストック」として、倉庫に眠っているそうです。

ブランド名の、renacnatta(レナクナッタ)は、本来、価値があるのにもかかわらず、たまたまスポットライトを浴びることが出来なかった、二つの素材「着らレナクナッタ着物と使わレナクナッタシルク」を組み合わせて再生するということから、発想を得たようです。

ブランド設立者の大河内愛加さんは、自分自身も、身長が低く、気に入った服のサイズが合わないという不便を感じていたそうです。

着物特有の「巻く」「たくし上げる」からヒントを得て、どんな体型の人でも、サイズなどを気にせず身に纏えるようなアイテムとして、ワンサイズの巻きスカートを作ることになったとのこと。

私が行って来た伊勢丹のポップショップは、身長150cmの小さなサイズのファッションアイテムを紹介するイベントでした。

数ある店舗の中に、renacnattaも出店していたのですが、ぶっちゃけ、他のファッションブランドは、あまり個性を感じられず、なんかみんな同じ感じになりそうだし、素材感もいまいちに感じました。

renacnattaのスカートは、大胆に柄が入っているなど、一見ベーシックとは程遠く感じる人も多いと思いますが、多色づかいの柄は、案外コーディネートしやすいし、素材も良いので長く身につけられると思います。

金糸の入った生地のアイテムは、一見、派手に見えるけど、あわせてみると、それほどではなく落ち着いた雰囲気の中に華やかさもあり、おすすめの柄で、実際、かなり売れたそうです。

着物柄側が、それぞれ違うので、同じ柄でも雰囲気が違って見えました。

次は、商品について解説していきます。

renacnatta(レナクナッタ)の巻きスカートのデザイン・素材感

デザインは2種類すべてリバーシブル・ワンサイズでもぴったりフィット

ベーシックで着回しやすい服は、コーディネートに必要ですが、アクセントになるようなアイテムも大切です。

でも、そのようなアイテムは、流行が激しく一過性のものになってしまうからと、初めから1シーズン着られればいいやという考え方が、最近の主流と感じます。

renacnatta(レナクナッタ)の巻きスカートのデザインは、2つ用意されています。

  • ストレートスタイルのロング丈/ショート丈
  • フレアスタイルのロング丈/ショート丈

サイズはワンサイズですが、巻きスカートで、シルエットも綺麗なので、体型をさほど選ばず、フィットします。

正確には、ウエストサイズが58〜76cmまで、カバーしているとのことです。

いずれも、リバーシブルで、巻き方など少し工夫するだけで、印象を変えることができるので、使い勝手の良いアイテムです。

フレアスタイルの方は、イタリアのシルク柄側に、少しギャザーが入っていて、とっても可愛い印象です。

着物地よりシルク柄地の方が少し薄いので、ギャザーが綺麗に出ています。

色は、比較的シックで大胆なので、可愛いと言っても、ハンサムなスタイルかと思います。

生地の組み合わせの違いですべて一点もの

生地の組み合わせが変わるだけで、かなり印象がかわりますが、スタイル自体はとてもシンプルです。

リバーシブルの製品というと、縫い糸や付属品の色などで、ほとんど主従関係ができてしまうのですが、renacnattaの巻きスカートは、どちらも同じようにメインとして着ることができる優れものです。

着物地は、織りが主体で無地ライクに、イタリアの生地は柄がメインで、少し薄くて華やかな印象で、絶妙に両方が主役になっています。

柄の取り都合や、着物地との組み合わせで、同じ柄の生地でもかなり印象が違います。

両面とも程よい厚みのあるシルクで、二重になっているので、軽いわりには、しっかりしているので、ほぼ一年を通して着られ、日常からちょっとしたパーティまで、活躍してくれるデザインです。

ベルト部分に縫い込まれた織ネームは、巻いた時に内側に入るので、着用には支障ないですし、品質表示タグも、内側に入る位置についています。

気になる人は取ってしまっても良いですね。

お洗濯については、ドライクリーニングでということでした。

renacnatta(レナクナッタ)の巻きスカートの着方

着方は、自由ということですが、一応、綺麗に見える公式の巻き方があります。

身につけてから、ベルト部分を外にひと折りすることで、裏側を見せて、アクセントにすることもできます。

巻く時に合わせを少しずらしたりすると、裾や重なり部分が斜めになるので、少しワイルドな印象を作ることもできます。

私は、リボン結び以外にも、板前さんに教えてもらったコンパクトな結び目に変えるなどして楽しんでいます。

renacnatta(レナクナッタ)の巻きスカートの着心地と感想

実際に着てみた感想ですが、とにかくコーディネートしやすいのが良いです。

私は、皮革のジャケットとか、Gジャンのような、カジュアルで少しハードめなものが好きですが、そのようなデザインと合わせてもしっくり馴染みます。

パーカとかゆるっとした重ね着のスタイルにも合うと思うし、かちっとしたシャツやタートルのニットなどで、シックに着こなしても合うと思います。

ちょっと食べ過ぎたり、太ったり痩せたりと、ウエスト周りは、意外と変化が大きいですよね。

巻きスカートだと、少しくらいサイズが変わっても、気にならないのも嬉しいです。

おわりに

この記事では、個性的でありながら、ものを大切にするという精神を両立させたスカートのブランドrenacnatta(レナクナッタ)を紹介しました。

こういう文化や歴史の流れを引き継ぎつつ、新しいものを産み出していくという創造的なムーブメントが、もっと世界に広がっていけばいいなぁと感じています。

とても素敵なスカートなので、ぜひ、試してみてください。

この記事が、renacnatta(レナクナッタ)のスカートが気になっている人の参考になれば嬉しいです。

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