【ファンタビ】オブスキュラスとは?持ち主は誰でニュートのトランクの中にあった理由も解説!

こんにちは!タンゴです。

ファンタスティック・ビーストシリーズ第一作目「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、2016年11月に公開されました。

このシリーズは、魔法ワールドシリーズとして、ハリー・ポッターシリーズにつながる、70年前の時代を描いた作品です。

ハリポタにも繋がる謎や伏線が多く登場するので、「あれってなんだっけ?」と思うようなことが、結構あります。

そこで、ちょっとした疑問や気になるネタについて、調べたことを書いていきます。

※ネタバレも含まれているので、ご注意ください!

この記事では、

  • オブスキュラスとは何か
  • オブスキュラスの持ち主は誰か
  • オブスキュラスがニュートのトランクにあったのはなぜか

について解説していきます。


オブスキュラスとは何か

オブスキュラス(Obscurus)とは、抑圧された魔法族の子どもたちに宿る闇の力で、その宿主は、通常10歳以下の子どもです。

宿主の子どもは、オブスキュリアル(Obscurial)と呼ばれています。

精神的、肉体的に苦痛な状態がたびたび起こり、ストレスで抑圧され続けると、オブスキュラスが発生します。

宿主の子どもが、普通に生活することは可能ですが、精神的、肉体的に苦痛な状態が、極限状態に達すると、オブスキュリアルが発生し、制御をすることができなくなり、オブスキュリアルとなって、闇の力を発揮するのです。

非常に強いエネルギーであるため、宿主の子どもは10歳になる前に、死んでしまうということです。

以前、どこかの記事で、J.K.ローリング氏が、ハリーポッターに登場する吸魂鬼(ディメンター)について、「鬱」のようなものとコメントをしていました。

それに対して、オブスキュラスは、「トラウマ」として捉えると、わかりやすいと思います。

オブスキュリアルの歴史

アメリカ合衆国魔法議会、通称・マクーザ(MACUSA)のピッカリー議長によると、1926年までにアメリカ合衆国から、オブスキュリアルは根絶されたと考えられていました。

昔、魔法使いたちは人間から迫害を受けていたため、オブスキュリアルが多く存在していたが、魔法界と人間界が分離されると子どもたちは、魔力を隠す必要がなくなり、オブスキュリアルの数が激減したと言われています。

国際魔法使い連盟の記録によれば、合衆国では、200年間オブスキュラスの存在は確認されていないということです。

さらに、国際魔法使い連盟は、魔法界を人間たちから隠すために、1692年に国際魔法機密保持法を制定しました。

ヨーロッパでは、異端審問が12世紀にはじまり、本格的に魔女を裁くようになった(いわゆる中世の魔女狩り)のは、15世紀に入ってからです。

イングランドで魔女対策法が廃止されたのは、1736年ですので、12世紀から17世紀の間がおおよそのオブスキュリアル全盛期ということになりますね。

国際魔法機密保持法によって、オブスキュリアルが根絶し、その結果、オブスキュラスも存在しなくなったということになります。

オブスキュラスの持ち主は誰か

次の画像は、ファンタビ1「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のワンシーンです。

これは、オブスキュラスが、ニューヨークの街を暴れ、街に被害を起こしている様子です。

人間界では、この現象が一体何なのか、わからないまま大騒動になります。

オブスキュリアルの身体から放出したオブスキュラスは、黒い煙のようなもので、暴れまわりますが、このオブスキュラスは、ものすごい大きいもので、以前に見たこともないような力と、作品の中で紹介されていました。

それもそのはず、このオブスキュラスの持ち主は、クリーデンス・ベアボーンです。

いかにも気弱で繊細な少年に見えますが、どうみても10歳を超えています。

オブスキュラスを宿した子どもは、10歳を超えるまでに命を落としてしうと考えられていますが、クリーデンスは、自身も魔力が強かったため、10歳を超えても生き長らえた異例な存在として描かれます。

オブスキュラスがニュートのトランクにあったのはなぜか

ニューヨークの街を壊す闇の力は、魔法動物の仕業という疑いからニュートが、アメリカ合衆国魔法議会、通称・マクーザ(MACUSA)のパーシバル・グレイブスから尋問をうけ、トランクの中にあるオブスキュラスを発見されてしまいます。

ニュートのトランクにあったオブスキュラス風な画像がありましたよ!

ニュートのトランクの中のオブスキュラスは、スーダンで出会った8歳の少女のもので、彼女は、魔力を示したために村から迫害を受けていました。

少女の死後、ニュートは、魔法の泡で包むという独自の方法で、オブスキュラスを宿主から引きはがし、トランクの中に入れて持ち帰りました。

ニュートが、このオブスキュラスを持ち帰った理由は、研究のためです。

宿主のいないオブスキュラスについて、ニュートは、(攻撃的な力などない)何の役にも立たない物体であると説明しています。

おわりに

ファンタビシリーズは、全5作品の予定で、2年ごと1作品づつ公開の予定です。

ハリー・ポッターシリーズは、原作が先にあり、映画化していましたが、ファンタビは、映画の脚本を、J・K・ローリング氏が担当し、映画製作にも関わっているので、より視覚的なイメージにリアリティがある作品になっています。

この記事が、ファンタビを楽しむために役に立つと嬉しいです。

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