こんにちは!タンゴです。
ハリー・ポッターシリーズの第3作目「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」は、2004年に映画として公開されました。
ハリー・ポッターシリーズは前作を通して、謎が散りばめられているので、何度見返しても新しい発見があり、楽しむことができますね!
ハリー・ポッターシリーズでは、日常の世界であまりお目にかかれないような、道具や生物、不思議な言葉が数多く登場するので、「あれってなんだっけ?」と思うようなことが、結構あります。
そこで、ちょっとした疑問や気になるネタについて、調べたことを書いていきます。
※ネタバレも含まれているので、ご注意ください!
この記事では、
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人に出てくる逆転時計(タイム・ターナー)とは?
- 逆転時計(タイム・ターナー)で時間の戻る仕組みと使い方
について解説していきます。
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人に出てくる逆転時計(タイム・ターナー)とは?
逆転時計が登場する場面は?
物語の後半で、シリウス・ブラックが無実であることがわかり、それを知ったハリーがシリウスを救うための方法を探ろうとした時、物語が急展開します。
ダンブルドアはごく低い声で、しかも、はっきりと言った。
「シリウスは、八階のフリットウィック先生の事務所に閉じ込められておる。西塔の右から十三番目の窓じゃ。首尾よく運べば、君たちは、今夜、一つといわずもっと、罪なきものの命を救う事ができるじゃろう。…」
出典:ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(静山社)
映画だと、一瞬、え?何?という感じで、あっという間に話が急展開して、ついていけなくなってしまいそうです。
さらに
「ただし、二人とも、忘れるでないぞ。見られてはならん。ミス・グレンジャー、規則は知っておろうなーどんな危険を冒すのか、君は知っておろう…誰にも見られてはならんぞ。」
と続きます。
ちょっと気を抜いていると意味がわからなくなりますが、ここで、ハーマイオニーが、首に下げていた、逆転時計を取り出して、時間を戻すのです。
ハーマイオニーは、なぜ逆転時計を持っていた?
勉強熱心なハーマイオニーは、授業を全部受けるために、マクゴナガル先生から、今学期のはじめに時計をもらっていたのです。
先生は、模範生のハーマイオニーのために、魔法省に取り合って、勉強以外には使わないということで、一個入手。
ここで、物語の前半で、ハーマイオニーが、授業の合間に、一瞬姿を消したりという謎の行動に説明がつきますね。
ハーマイオニーは、この時計を使って、同じ時間帯の別の授業に出席していたのです。
逆転時計のデザインの由来は?
この逆転時計のデザインは、金色のチェーンに三重のリングがついていて、中心に砂時計が入っているデザインです。
魔法グッズとして、販売もされています。
(タップすると拡大画像が見られます!)
このデザインのベースですが、アストロラーベが元になっています。
アストロラーベとは、天文観測器のことで、天球儀などにも使われています。
開くと立体になる仕組みで、それぞれのリングは、赤道、黄道、子午線、北回帰線、南回帰線などを表し、その組み合わせで、天体を観測できるようになっています。
平面的な扱いのものもあり、時計などのデザインにもよく使われているので、見たことがある人も多いかもしれませんね!
※アイキャッチ画像は、スイスのベルン旧市街にある時計塔ツィットグロッゲの時計の下にあるアストロラーベです。
逆転時計で時間の戻る仕組みと使い方
さて、物語の中では、すごいスピードで説明していましたが、あらためて、逆転時計の使い方を見てみましょう。
砂時計の部分を回して時間を戻す仕組みです。1回転で、1時間戻る仕組み。物語の中では、3回転で、3時間戻しました。
時間を戻している間は、人に見られてはいけません。
これは、特に自分や自分と近しい人間と鉢合わせた場合に、自分であることが認識できず、攻撃する可能性があるからです。
ハーマイオニーは、学期の終わりに逆転時計を返しました。結局、占い学と、マグル学の授業を取るのはやめることにしたみたいですね。
おわりに
今回は、ハリー・ポッターとアズカバンの囚人に出てくる逆転時計について解説をしました。
逆転時計は、いくつもあり、他のハリーポッターシリーズにも登場しますので、また別の記事で書きたいと思います。
この記事が、ハリー・ポッターシリーズを楽しむための参考になれば嬉しいです。
▼ハリーポッターシリーズを無料で観る方法
ハリーポッターシリーズ全8作品の字幕・吹き替え動画を無料で観る方法!
▼【期間限定】魔法ワールドカフェの記事
コメントを残す