オリンピックスタジアムはヘリテッジゾーンのどこ?意味をわかりやすく解説!

こんにちは!タンゴです。

東京オリンピック・パラリンピックの会場のあるエリアは、ヘリテッジゾーンと東京ベイゾーンの二つに分かれています。

これを聞いて、「ん?何それ??」と、感じた人も多いのではないでしょうか?

そして、よくわからないということで、検索をしてこの記事を見てくださっている人も多いことともいます。

この記事では、

  • 東京オリンピック2020会場計画コンセプト
  • ヘリテッジゾーンと東京ベイゾーンの意味やそれぞれのエリアの特徴
  • オリンピックスタジアムはヘリテッジゾーンのどこ

についてまとめました。

東京オリンピック・パラリンピックをめいっぱい楽しむための参考になれば嬉しいです。


東京オリンピック2020会場計画コンセプト

東京オリンピック・パラリンピック準備局の公式サイトには、「会場計画コンセプトは、Infinite Excitement – 無限の可能性 -」と書いてあります。

引用元:東京2020オリンピック会場一覧

ヘリテッジゾーンと東京ベイゾーンがそれぞれサークル状になっていて、ちょうど真ん中に「OV」=選手村が位置しています。

このサークルは、ちょうど2つの円をねじって、次のように8の字(=∞無限大マーク)にしたものです。

そして、内陸側の円内(左側)をヘリテッジゾーン、海側の円内(右側)を東京ベイゾーンとし、会場計画コンセプトに関連させています。

東京オリンピック・パラリンピック準備局公式サイトの説明によると、

東京2020大会を通じて、トップアスリートが灯した情熱と、次世代へつながる可能性、そして語りつがれるレガシーが無限に広がっていく

ことを表すということです。

ヘリテッジゾーンと東京ベイゾーンの意味やそれぞれのエリアの特徴

それぞれのゾーンはどのような違いで分かれているのか、意味や特徴についてまとめます。

東京2020大会の会場計画は、1964年の東京大会のレガシーを引き継ぐ「ヘリテッジゾーン」、都市の未来を象徴する「東京ベイゾーン」の2つのゾーンから構成されています。

引用:東京オリンピック・パラリンピック準備局 公式サイト

わかったようなわからないような説明ですが、最初にそれぞれのゾーンにどんな施設があるのか見てみましょう。

ヘリテッジゾーン内の施設

ヘリテッジゾーンは東京の内陸側に位置します。

ヘリテッジゾーンにある施設は、次の通りです。

  • 1. オリンピックスタジアム
  • 2. 東京体育館
  • 3. 国立代々木競技場
  • 4. 日本武道館
  • 5. 東京国際フォーラム
  • 6. 国技館
  • 7. 馬事公苑
  • 8. 武蔵の森総合スポーツプラザ
  • 9. 東京スタジアム
  • 10. 武蔵の森公園
  • OV. 選手村(東京ベイゾーンと共有エリア)

番号は画像と連動しています。

公式サイトでは、「ヘリテッジゾーン」の説明として、「1964年の東京大会のレガシーを引き継ぐ」と説明されています。

ざっくりしているで、理解を深めるために、もう少し詳しく突っ込んでみます。

ヘリテッジは、英語のheritage=遺産ですね。世界遺産(=World Heritage)などで、使われる言葉です。

1964年の東京オリンピックで使った施設を、レガシー(=legacy)と呼んでいますが、こちらも遺産と訳されます。

legacy(レガシー)は、前任者から引き継ぐもので特に財産を指し、heritage(ヘリテッジ)は、後世に受け継ぐもので伝統や文化的な意味合いが濃い言葉です。

東京がオリンピック開催地として前回から引き継いだ施設(レガシー)があるということで、そのエリアをヘリテッジゾーンとして定義づけていると考えられます。

東京ベイゾーン内の施設

東京ベイゾーンは東京の海側に位置します。

東京ベイゾーンにある施設は、次の通りです。

  • OV. 選手村(東京ベイゾーンと共有エリア)
  • 11. 有明アリーナ
  • 12. 有明体操競技場
  • 13. 有明アーバンスポーツパーク
  • 14. 有明テニスの森
  • 15. お台場海浜公園
  • 16. 潮風公園
  • 17. 青海アーバンスポーツパーク
  • 18. 大井ホッケー競技場
  • 19. 海の森クロスカントリーコース
  • 20. 海の森水上競技場
  • 21. カヌー・スラロームセンター
  • 22. 夢の森公園アーチェリー場
  • 23. 東京アクアティクスセンター
  • 24. 東京辰巳国際水泳場
  • 26. 幕張メッセAホール
  • 27. 幕張メッセBホール

公式サイトには、都市の未来を象徴する「東京ベイゾーン」と書かれていますが、要するに東京湾の埋立地(ベイエリア)側の比較的新しいエリアを東京ベイゾーンと呼んでいます。

前回の東京オリンピックから引き継いだ施設などもこのエリアにはありません。

オリンピックスタジアムはヘリテッジゾーンのどこ

2019年11月には、ようやくオリンピックスタジアムが完成しました。

開会式、閉会式が行われるくオリンピックスタジアムは、オピンピックの中心地。

ヘリテッジゾーンのどのあたりに位置しているのでしょうか?

所在地は、東京都新宿区霞ヶ丘町10番1号ですので、公式サイトの情報を元に、ざっくりですが、平面図を作ってみたのが次の通りです。

選手村から直線距離で約8km位です。

自画自賛ですが、真上から見た方がわかりやすいですね!

スタジアムへのアクセスは、次の通りです。

  1. JR総武線「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」下車徒歩約5分
  2. 都営大江戸線「国立競技場駅」下車徒歩約1分
  3. 東京メトロ銀座線「外苑前」下車徒歩約15分
  4. 都営バス 早81「渋谷駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅前」下車徒歩約5分
  5. 都営バス 黒77「目黒駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅前」下車徒歩約5分
  6. ハチ公バス 神宮の杜ルート「渋谷駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅(東京体育館)」下車徒歩約1分

オリンピック開催時は道路の混雑が予想されます。

おわりに

この記事では、ヘリッテッジゾーンとオリンピックスタジアムの場所についてまとめました。

ヘリテッジゾーンは、1964年の東京オリンピックで使用した施設の残る選手村から武蔵野森総合スポーツプラザを囲む円形のエリアです。

オリンピックスタジアムは選手村から直線距離で約8km地点、所在地は新宿区霞ヶ丘町です。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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