こんにちは!タンゴです。
ラグビーワールドカップ 2019で日本全国が盛り上がっていますね!
9月28日には、強豪国と言われているアイルランドチームと日本代表が対戦するということで、注目が集まっています。
【2019.9.28追記】アイルライド戦で、日本が勝ちました!!
この記事では、
- ラグビーアイルランド代表チームの基本データ
- ラグビーアイルランド代表メンバーと注目選手
- ラグビーアイルランド代表の世界ランキングや戦歴・成績
についてまとめました。
観戦の参考になれば嬉しいです。
ラグビーアイルランド代表チームの基本データ
ラグビーアイルランド代表(Ireland national rugby union team)は、ワールドカップ9大会連続9回目の出場のヨーロッパ屈指の強豪国です。
ラグビー協会設立:1879年
エンブレム:シャムロック
ワールドカップ最高成績:ベスト8(6回:1987、1991、1995、2003、2011、2015)
世界ランキング(2019年9月26日):2位/スコア89.93
最多キャップ:ブライアン・オドリスコル(133回)
最多得点者:ローナン・オガーラ(1083得点)
ヘッドコーチ:ジョー・シュミット
スタンドオフ(SO):ジャック・カーティ(ジョナサン・セクストン欠場)
アイルランド島にある二つの国家、アイルランド共和国と北アイルランド(イギリス)が、一つに統合されたチームで、首都はダブリン、公用語は、アイルランド語と英語です。
エンブレムのシャムロックは、三つ葉のクローバー(シロツメクサ)のことで、ユニフォームカラーは、緑です。
アイルランドの守護聖人の聖パトリックは、三つ葉のクローバーを三位一体の証として、キリスト教の布教活動に利用しました。
聖パトリックの命日(3月17日)には、シャムロックを胸に飾るか、緑色のものを身に付けて祝うという風習があります。
アイルランド島は、宗教の違いからアイルランド共和国と北アイルランドの二つに分裂しました。
アイルランド島が、かつて1つの国家だった当時から存在していたラグビーが、二つの国家の架け橋として、ラグビーアイルランド代表を、1つのチームとしてまとめているのです。
アイルランド代表のユニフォームには、この歴史がそのまま反映されているようですね。
ラグビーアイルランド代表の特徴は、熱いプレーと、それぞれのポジションの理想とも典型的ともいえるプレーヤーが揃う持ち前の体格の良さで世界で最強と言われるプレースタイルです。
伝統的で手堅いプレイスタイルのアイルランド代表に、攻撃力を教え込んだのが、2013年4月からニュージーランド出身のジョン・シュミットがヘッドコーチです。
安定したセットプレー、強固なタックルや密集戦の力強さに加えて、スピーディーな展開力が、ラグビーアイルランド代表の試合の見どころの一つです。
ラグビーアイルランド代表メンバーと注目選手
ラグビーアイルランド代表のメンバーとポジション
- プロップ(PR):キアン・ヒーリー(デイブ・キルコイン)
- フッカー(HO):ローリー・ベスト(ニール・スカネル、ショーン・クロニン)
- プロップ(PR):タイグ・ファーロング(アンドリュー・ポーター、ジョン・ライアン)
- ロック(LO):イアン・ヘンダーソン(デヴィン・トナー)
- ロック(LO):タイグ・バーン(ジェームズ・ライアン、ジーン・クライン)
- フランカー(FL):ピーター・オマホニー(リース・ラドック)
- フランカー(FL):ジョシュ・ファン・デル・フライヤー(リース・ラドック)
- ナンバーエイト(NO8):CJ・スタンダー(ジャック・コナン)
- スクラムハーフ(SH):コナー・マレー(ルーク・マグラス)
- スタンドオフ(SO):ジョナサン・セクストン(ジャック・カーティ、ジョーイ・カーベリー)
- ウイング(WTB):ジェイコブ・ストックデイル(キース・アールズ)
- センター(CTB):バンディー・アキ(ロビー・ヘンショー)
- センター(CTB):ガリー・リングローズ(クリス・ファレル)
- ウイング(WTB):ジョーダン・ラーモア(アンドリュー・コンウェイ)
- フルバック(FB):ロブ・カーニー(ジョーダン・ラーモア)
ラグビーアイルランド代表の注目選手
ジョナサン・セクストン
最初に注目したい選手は、2018年最優秀選手賞(MVP)に選ばれたジョナサン・セクストンです。
Jonathan Sexton can expect some big hits coming his way 🤕#RWC2019 #IREvSCO https://t.co/kI4GJ7ghSc
— Ultimate Rugby (@ultimaterugby) September 22, 2019
生年月日:1985年7月11日
所属クラブ:レンスター
身長/体重:188cm/92kg
代表デビュー:2009年11月21日(フィジー戦)
代表キャップ:83キャップ
代表通算得点:766点(11トライ)
W杯出場:2011年、2015年
ジョナサン・セクストンは、アイルランド代表の司令塔として活躍し、チームを牽引してきました。
ドロップゴールも決める精緻なキックが、最大の武器で、状況判断力、空間把握力、推進力とすべてが揃ったプレーヤーで、スタンドオフをつとめます。
エースプレーヤーだけに、プレー中、ボールを出した後に、しばしば相手のタックルとぶつかるなどあり、負傷も多いようです。
セクストンをどこまで妨害できるかが、対アイルランド戦の戦略と言うくらい、代表チームになくてはならない存在です。
2019年9月22日スコットランド戦で太ももを痛め、28日の日本戦は欠場となりました。
ローリー・ベスト
2019年のラグビーワールドカップ大会を最後に引退を決めているベテランフッカーのローリー・ベストは、アイルランドチームの主将をつとめます。
今日のHO推しは
アイルランド代表
先程トライを決めた
ローリー・ベスト pic.twitter.com/aSmYtEImSG— MA2(まつ) (@mA2_690531) September 22, 2019
生年月日:1982年8月15日
所属クラブ:アルスター
身長/体重:180cm/101kg
代表デビュー:2005年11月12日(ニュージーランド戦)
代表キャップ:119キャップ
代表通算得点:50点(10トライ)
W杯出場:2007年、2011年、2015年
4度のラグビーワールドカップ出場の37歳のベテラン選手です。
今大会を最後に現役引退を決めていることもあり、アイルランド代表がどこまで勝ち上がるのかも、見ものですね。
フッカーに必要とされる、自己主張と統率力を兼ね備え、スクラムやセットプレーの要として、安定したプレーを行います。
100キャップを超え、アイルランド代表の顔とも言える一方で、国家を歌わないことで知られているベストですが、最後まで、歌わないかも見届けたいです。
ロブ・カーニー
次にご紹介したい注目選手は、イケメンフルバックのロブ・カーニー!
毎朝、牛乳を飲んでいることが判明。
Rob Kearney – Everything Starts With Milk.#Ploughing19 https://t.co/D5t8lFaWh8 pic.twitter.com/lL14VJrFI5
— padraic guilfoyle (@drinkawaste) September 19, 2019
生年月日:1986年3月26日
所属クラブ:レンスター
身長/体重:185cm/95kg
代表デビュー:2007年6月2日(アルゼンチン戦)
代表キャップ:91キャップ
代表通算得点:72点(14トライ)
W杯出場:2011年、2015年
勢いのある走りで、カウンターを仕掛け、ランニング能力には凄まじいものがあります。
圧倒的な突破力とスピードで、見どころをつくるフルバックプレーヤーです。
22日のスコットランド戦は怪我で欠場でしたので、28日の日本戦が今大会初出場となり、どんなプレーを見せてくれるのか、期待が高まります。
また、セクストンの欠場で、他のプレーヤーがどう動くかも観戦のポイントです。
ラグビーアイルランド代表の世界ランキングや戦歴・成績
2018年には、ワールドラグビーの年間最優秀チームに選ばれたラグビーアイルランド代表。
さらに、シュミットが最優秀コーチ賞、セクストン(SO)が最優秀選手賞に選出され、三冠達成を果たしました。
しかし、2019年に入ってから、シックスネーションズ(ヨーロッパ6カ国対抗戦)で3位、8月24日のイングランド戦にも惨敗するなどし、不調続きとなります。
その後、9月7日にウェールズに勝ち、ここから調子を上げてきているようです。
2019年9月26日付けの世界ランキングでは、1位ニュージーランドに続き、2位につけています。
【2019.9.28追記】日本戦で負けたことで、世界ランキング4位に後退しました。
ところが、2018年MVPのジョナサン・セクストン(SO)が、22日のスコットランド戦で太ももを痛めてしまいました。
決勝トーナメントを見据えて、9月28日の日本代表戦では欠場し、代わりに今年2月24日にデビューしたジャック・カーティが入ります。
世界ランキング9位で格下の日本チームにとっては、チャンスな状況とも言え、どんな試合展開になるのか、見逃せませんね。
ラグビーアイルランド代表のこれまでの戦歴は次の通りです。
2019年の試合結果
日付 | スコア | 対戦相手 | 勝敗 |
---|---|---|---|
2月2日 | 20-32 | イングランド | 負 |
2月9日 | 22-13 | スコットランド | 勝 |
2月24日 | 26-16 | イタリア | 勝 |
3月10日 | 26-14 | フランス | 勝 |
3月16日 | 7-25 | ウェールズ | 負 |
8月10日 | 29-10 | イタリア | 勝 |
8月24日 | 15-57 | イングランド | 負 |
8月31日 | 22-17 | ウェールズ | 勝 |
9月7日 | 19-10 | ウェールズ | 勝 |
過去のワールドカップ大会成績
1987年 | ベスト8 |
1991年 | ベスト8 |
1995年 | ベスト8 |
1999年 | 準々決勝プレーオフ敗退 |
2003年 | ベスト8 |
2007年 | プール戦敗退 |
2011年 | ベスト8 |
2015年 | ベスト8 |
おわりに
この記事では、ラグビーアイルランド代表は、2018年の年間最優秀チームに選ばれ、ニュージーランド出身のジョー・シュミットが最優秀コーチ賞、チームの司令塔でもあるジョナサン・セクストンが最優秀選手賞と三冠達成したことがわかりました。
さらに注目選手として、ジョナサン・セクストン、ローリー・ベスト、ロブ・カーニーの三人を紹介しました。
最新の世界ランキングでは2位、9月28日にラグビーワールドカッププール戦で、日本代表と対決します。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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