こんにちは!タンゴです。
美人で親しみやすい雰囲気のキャラクターで人気のサヘル・ローズさん。
かつては、滝川クリステルのものまね「滝川クリサヘル」が話題となり、バラエティなどを中心とした活躍が目立っていました。
しかし、その華やかな雰囲気とは裏腹に、幼少期に家族を失くし、児童養護施設で育ったという、苦労の多い経歴の持ち主です。
この記事では、
- サヘル・ローズさんのプロフィール(家族・国籍・宗教など)
- サヘル・ローズさんの生い立ち
について、調べてみました。
サヘル・ローズさんのプロフィール(家族・国籍・宗教など)
『西北西』のHPになります。
よかったらご覧くださいね。 pic.twitter.com/VIquCTsl1g— サヘル (@21Sahel) 2018年8月20日
本名:サヘル・ローズ
生年月日: 1985年10月21日
出生地:イラン(クルディスタン近郊の小さな町)
使用言語:日本語、ペルシャ語、ダリー語、タジク語
活動領域:女優、タレント、モデル
東海大学卒業、東京アニメーションカレッジ専門学校声優学科声優アクターズコース卒業
家族は、11人兄弟と両親の合計13人で、サヘルさんは、末っ子です。
戦争で家族を失い、現在は、養母であるフローラ・ジャスミンさんと2人暮らしです。
国籍、宗教とも、調べたところ、はっきりとは明記されていないようです。
しかし、著書の中で、ご自身を「イラン人」と書いているので、イラン国籍と考えて良いと思います。
同じく実母については、「いつもチャドール*を身につけていた」という記憶があるようですので、一般的なイラン人であり、特に改宗などしていないようであれば、イスラム教の可能性が高いですね。
*チャドールとは、イスラム圏の女性が外出する際に身につける身体全体を覆う半円形の布で、おもにイランで着用されている。似たような機能のもので、ヒジャブ、ヒマールなどがある。
著書「戦場から女優へ」の裏表紙には、イスラム教で正式な色といわれる黒いチャドールを身につけたサヘルさんの写真が使用されています。
サヘル・ローズさんの生い立ち
空爆で家族を失い、養母とともに来日
サヘル・ローズさんが幼い(おそらく4歳)頃、イラン・イラク戦争の空爆により街は壊滅し、家族全員を失いました。
家族の中で生き残ったのは、サヘルさん一人。
そこへ、救護隊ボランティア要員として、テヘラン大学からかけつけていたフローラ・ジャスミンさんに救出され、児童養護施設で暮らすことになりました。
サヘルさんが7歳の時、フローラさんは、サヘルさんの養母となることを決意するも、両親の反対をうけ、勘当されてしまいます。
そこで、フローラさんは、日本にいる知人(フィアンセ)を頼って、8歳のサヘルさんを連れて来日しました。
しかし、その後、その家を出て行くことになります。
行くあてもなく公園で過ごすなど、ホームレス同様の生活も余儀なくされました。
フローラさんは、日本で働いてはいたものの、十分な収入は得られず、食べるのも精一杯な状態でした。
あまりに厳しい生活の中、サヘルさんが中学の頃、いじめにあい、自殺まで考えたこともあったそうです。
そんなある日、弱音を吐いたことがなかった、養母のフローラさんが、思わずこぼした「疲れた」という言葉に、大変なのは自分だけではないと気づき、救われたと言います。
園芸高校に進学、スカウトされ芸能界に
高校進学か就職かを迷ったあげく、行くなら食べることに困らないという理由で、東京都立園芸高校を受験し、見事に合格を果たします。
入学して間も無く、一人の年配の女性の先生から、声をかけられたことがきっかけで、素の自分を出すことの大切さに気づいたと言います。
この頃から、友達もでき、勉強にも集中できるようになりました。
高校3年の時、偶然のきっかけで、J-WAVEのレポーターとして、ラジオ番組に出演することになりました。
仕事をしながら、大学入学の夢も果たします。大学では、卓球部に入っていたそうです。
大学3年の時に、表現の仕事を目指そうと決め。声優の専門学校に入学し、演技の勉強に励むようになります。
2006年に「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)のレポーターとして、はじめてテレビ番組に出演し、レギュラーとなります。
現在は、モデル、タレント、女優として、映画、ドラマ、舞台へと活動の幅を広げています。
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おわりに
美しくゆったりとした雰囲気のサヘル・ローズさんですが、強い意思、信念を持って歩んできたようです。
今後の活躍が期待できますね。
プロ意識が人一倍強い、サヘル・ローズさんの夢は、ハリウッドだそうです。
実現できることを応援しています!
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