こんにちは!タンゴです。
2018年ユーキャン新語・流行語大賞のノミネート30語が発表されました。
流行語と言っても、興味の対象じゃないと、知らなかったり、聞いたことあるけど、どういう意味かつかめなかったりすることもありますよね。
この記事では、私が今回密かに期待している
- 「筋肉は裏切らない」の意味や元ネタについて
- 「筋肉は裏切らない」の使い方を調査
について、書いていきます。
「筋肉は裏切らない」の意味や元ネタは?
流行語大賞2018年にノミネートされた「筋肉は裏切らない」の発信元は、NHK「みんなで筋肉体操」と言う番組です。
この番組は、4日間の短い期間の放送でしたが、かなり話題になっていましたが、再放送もやっていないので、見逃した人も多いのではないでしょうか?
ただ、筋トレとかに興味のない人は、あまり知らないかもしれませんね。
この中で、毎度決め台詞(?)のように出てくるフレーズが、この「筋肉は裏切らない」です。
みんなで筋肉体操。公式で動画が公開されてたから見たけど、ほのかな狂気が臭って来る良い番組だった。 pic.twitter.com/9xeoREXTGG
— バケツヘッド@11月11日甲冑戦闘訓練会 (@Baketu_head) 2018年8月28日
はっきり言って、この謎のノリに、私は、相当ハマりました。
今回の、流行語大賞ノミネートに密かな喜びを感じています!
NHK「みんなで筋肉体操」は、筋肉の美しい3人の男性が、円形の舞台の上で、ただただ無言で筋トレをする5分間番組です。
※9月1日に第1回のみ再放送
放送は8月27日から30日の全4回、合計放送時間は20分です。
- 第1回「腕立て伏せ」
- 第2回「腹筋」
- 第3回「スクワット」
- 第4回「背筋」
なんとも言えない奇妙な光景の中、ストイックに筋トレをするのは、俳優の武田真治、庭師の村雨辰剛、弁護士の小林航太の3人。
武田真治はともかく、あとの二人は誰?というのも、謎です。筋肉業界ってのがあったとしても、業界関係者ではなさそうな二人。
どうやら、できるだけ筋肉や筋トレのイメージがないジャンルの職業の人たちを探し、最終的に、その筋肉と立ち姿に惚れてのキャスティングということのようです。
さらに、筋肉指導として解説をするのは、近畿大学の准教授の谷本道哉という男性。
必要最低限の説明をするのみで、あとは、3人が黙々とトレーニングをする間に、柔らかな口調で喝を入れていきます。
そして最後に、決め台詞とも言える「筋肉は裏切らない」という言葉でしめて番組終了。
これが、妙に説得力のあるフレーズとして引き立ちます。
こういう地味な努力にスポットを当てる決定的フレーズとして「筋肉は裏切らない」というワードが、視聴者のみならず、多くの人の心を捉えたのではないでしょうか?
実に、奥深い。間違いなく名言でしょう!(すいません。つい力が…)
「筋肉は裏切らない」の使い方を調査
番組中で使われる言葉は、いずれも礼儀正しく、口調もソフトでありながら、厳しくも一本筋が通っています。
内容も、科学的で合理的、短時間で、効果が出る筋トレを推奨。
前時代にありがちだった、やみくもな根性論や努力を薦めるものではありません。
トレーニング中に発せられる
- 「きつくてもやめない」
- 「最後までやりきる」
- 「自分に甘えない」
- 「あと5秒しかできません」
- 「わずか5分でも十分筋肉を追い込めたと思います」
などの言葉と、
この「筋肉は裏切らない」を組み合わせて使うと、妙に説得力がある、温かみのあるフレーズとして引き立ちますね。
辛い時や自分に負けそうな時に、この言葉を思い出して使ってみてはいかがでしょうか。
おわりに
2018年ユーキャン新語・流行語大賞のトップテンと年間大賞の発表は、12月3日(月)です。
この記事が、言葉を楽しむためのきっかけになれば嬉しいです。
【2018.12.4 追記】
トップテンは、eスポーツ、(大迫)半端ないって、おっさんずラブ、ご飯論法、災害級の暑さ、スーパーボランティア、そだねー、奈良判定、ボーっと生きてんじゃねーよ!、#MeToo
年間大賞は「そだねー」が、受賞しました。
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