こんにちは!タンゴです。
なつぞらに登場するお菓子屋・雪月は、定期的に新作も登場し、スイーツ好きの心を刺激します。
なんでも、今年は乳製品の売り上げが、昨年より伸びているとのことです。
なつぞら効果もかなりありそうですね!
この記事では、
- お菓子屋・雪月のおばた餡サンドのモデル
- お菓子屋・雪月のモデルは六花亭か柳月か
についてまとめました。
十勝のスイーツや雪月のお菓子の味が気になっている人の参考になれば嬉しいです。
お菓子屋雪月のおばた餡サンドのモデル
雪次郎が、新作のお菓子・おバタ餡サンドを披露しました。
これまでも、アイスクリームやバターせんべいなど、餡を使わず、乳製品を使ったお菓子の新作を雪之助が開発しては、、周囲に試食をしてもらい、商品化をしてきました。
この度、雪次郎初の新作は、餡も牛乳、バターも両方使っていて、和菓子を否定しない新しいお菓子です。
おバタ餡サンド!笑 全部雪だるま型なんだー わーっ売り出して欲しい!ブッセの方も! pic.twitter.com/L6Am8MAiOw
— ワット (@wat1009) August 8, 2019
試食の結果は好評で、雪二郎はその勢いで、夕美子ちゃんにプロポーズ、婚約へと、一気に駒を進めてしまいました。
そんな画期的なお菓子・おバタ餡サンドのモデルは、柳月(りゅうげつ)のあんバタサンです。
あんとバターの素晴らしき出会い✨
北海道十勝では #柳月 の #あんバタサン がちょっとした話題です。
十勝の美味しさを凝縮したあんとバターが大人気!
連続テレビ小説 #なつぞら の主題歌 #スピッツ #優しいあの子 で盛り上がるキャンペーン #優しいあんこ 実施中です!https://t.co/oYWna4y9ez pic.twitter.com/javRZcFeT1— 柳月 (@ryugetsu_tokach) August 8, 2019
以前、雪之助が開発した、バターせんべいは、マルセイの缶に入ったお菓子で、六花亭の商品ではないかと言われていました。
六花亭といえば、マルセイバターサンド!
でも、バターせんべいは、六花亭の商品では、どちらかというと、リッチランドに近いですね。
「十勝バター煎餅」
マルセイバターサンドのようだし
リッチランドかなーとも思うし
製造しているのは六花亭じゃなくて雪月だし。#なつぞら pic.twitter.com/G3DG0zT9Uu— つぼツボ/Happy_Go_Lucky (@naomikan58) May 8, 2019
おバタ餡サンドは、クッキーの部分が厚くてふっくらしたものと、フラットなクッキーのような仕上げの二種類です。
おバタ餡サンドを二種類用意したことで、六花亭のマルセイバターサンドも、モデルにしていることを匂わせているのかな?と、思われます。
なつぞらは、登場人物、もの、場所など、複数を掛け合わせて、一つのものにまとめるような手法で描かれています。
ですから、雪月の代表的お菓子は、
- 六花亭のマルセイバターサンドの缶に入ったリッチランド→バターせんべい
- 柳月のあんバタサンド、六花亭のマルセイバターサンド→おバタ餡サンド
で決まりですね!
リッチランドの抜き型を使ったアイデアは、おバタ餡サンドにも使っています。
▼柳月のあんバタサン(詳細は下の画像をタップ!)
▼六花亭のマルセイバタークッキー(詳細は下の画像をタップ!)
▼六花亭のリッチランド(詳細は下の画像をタップ!)
お菓子屋・雪月のモデルは六花亭か柳月か
なつぞらに登場するキャラクターやもの、場所などが、複数のモデルをもとに、再構築されたとなると、菓子屋・雪月のモデルは、六花亭なのか、柳月なのかどうかが、気になるところです。
各社について、見ていきましょう。
実在の六花亭とは?
六花亭は、北海道帯広市に本社のある製菓メーカーで、正式名称は、は六花亭製菓です。
創業者は、小田豊四郎(おだとよしろう)で、現在は、和菓子・洋菓子の製造販売、美術館運営を行なっています。
小田豊四郎は、旧制野付牛中学校(現・北海道北見北斗高等学校)卒業、父の事業の失敗で進学を断念し、母方の叔父・岡部式二が経営する札幌千秋庵に入社します。
その後、もう一人の叔父・岡部勇吉が創業した帯広千秋庵(1933年創業・現在の六花亭の前身)の経営を引き継ぐことになり、1977年に千秋庵からの独立、屋号を「六花亭製菓」と改め、初代社長に就任しました。
1995年に社長の座を息子の小田豊に引き継ぎ、引退しました。
代表作はマルセイバターサンド。
商品名は、晩成社が北海道で初めて商品化したマルセイバターに由来します。
▼晩成社とバターについてはこちらの記事もご覧ください。
【なつぞら】バターチャーンとは何?晩成社と酪農やバターづくりの関係は?
実在の柳月とは?
柳月(りゅうげつ)は、北海道河東郡音更町に本社のある製菓メーカー(登記は十勝)です。
1947年に帯広市でアイスキャンディーの製造を中心とする店を開業したのが始まりで、1953年(昭和28年)に会社化しました。
創業者は、田村英也です。
北海道開拓100年記念としてバウムクーヘンの「三方六」を発売するなど、北海道産の素材を使用していることを前面に押し出すなど、プロモーションを積極的に行なっている会社です。
公式サイトは、アクセスが集中。
あんバタサンドを、前面に出してプロモーションしています。
現在では、北海道の未来を担う学生の人材育成にも力を入れており、育英資金団体「柳月財団」を設立するなどしています。
雪月は六花亭と柳月をモデルとして再構築
以上の内容から、雪月は、次のようにデザインされたようですね!
- 店名:雪月→柳月から拝借
- 店主:小畑雪之助ほか、とよばあちゃん、雪次郎→六花亭の小田豊四郎(とよしろう)、小田豊(ゆたか)など、漢字の読み替えや音の響きなどがヒント
- アイスクリームを試作→柳月のエピソード
- 晩成社やマルセイバターについて語る→六花亭のエピソード
- 店内に天陽の描いた絵がある→六花亭の美術館運営の伏線?柳月が天陽のモデル神田日勝のコラボクッキーを作っています
▼柳月の日勝 鹿追アートビスキュイ(詳細は下の画像をタップ!)
おわりに
この記事では、なつぞらのおばた餡サンドのモデルについて、
- 柳月のあんバタサンド、六花亭のマルセイバターサンド
- お菓子屋雪月のモデルは、六花亭と柳月をミックスして再構成
ということがわかりました。
六花亭と柳月は、全く違うタイプの企業で、六花亭が、味や品質にこだわり、プロモーションなど積極的に行わないのに対し、柳月は、なつぞらの放送をうまく利用して、プロモーションをガンガンやっていますね。
なつぞらは、基本的に開拓者の現実と精神を描いたドラマです。
良いものをつくり提供し広めていくには、こだわりと同時に、とにかく主張して、前に進む勢いも必要です。
この二社の個性を通しても、ドラマで描かれる理想だけでは語れない開拓者たちの現実や問題と向き合い、着実に実行していく姿が、力強く描かれていると感じました。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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